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医療事務にボーナスってある?病院と個人医院では違うもの?

この記事は約 12 分で読めます。

医療事務にボーナスはある?

 

医療事務を目指そうかなと思われたあなたが気になることは何ですか?

知りたいことの一つが、医療事務の収入面に関することだったりしませんか。

 

・医療事務として働けたらいったい収入ってどれくらいなのだろう

・ボーナスって本当に医療事務が手にしているのだろうか

なんて思いますよね。

 

私も、20年前に個人医院のパートの求人広告を見た時を思い出しました。

 

なんだかずいぶん昔の話しで、すみません・・(^▽^;)

『詳細は面談にて』なんて書かれてあり、結局時給はいくらなの?と思ったものでした。

 

給料などの金銭的な話しはなかなか切り出しにくく、働き出してからも交渉などということは労働組合でもない限り、個人では何も言えません。

というか、実際・・不満があっても言えないんですよね~(^^;)

 

そんな医療事務の収入面のうち、本日はボーナス事情について書いてみようと思います。

 

時給・年収などは、別の記事でまとめていこうと思っていますので、今回は賞与に関して重点的にお伝えしますね。

 

 

 

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医療事務にボーナスはあるの?

 

働く以上は気になる収入面。

 

その中でも、

・医療事務にボーナスって出るの?
・医療事務の賞与って本当にあるの?

なんて、20年前パートで働き始めようと思っていた頃から、私は思っていました(^▽^;)

 

正社員でもないのに、厚かましいですね(笑)

 

月収が低くてもボーナスがたくさん出るなら、まだ年収として換算できて使える金額も予想できます。

日々の生活の補填やローン返済など・・。

 

ほんとボーナスって助かるものです(*´ω`*)

 

 

ボーナスは必ずもらえるもの?

 

そんなボーナスって、正社員で働いているなら当たり前にもらえるものだって思っていませんか。

(私は、パートであっても欲しいと思っていましたが・・(^^;)

 

そもそもボーナスの支給に関しては、労働基準法において支払わなければならないという義務にはなっていません。

院長が必ず支給しなければならないという決まりはないのです。

 

労働基準法第11条「賃金」では、賞与も使用者が労働者に払う「賃金」となっています。

 

しかし、第24条「賃金の支払」では、一定の期日払いの原則から賞与は除外されると書かれています。

 

毎月の給料のように、ボーナスは必ず支払わなければならないという決まりではないのです。

会社(医療機関)が自由に決められるというわけ。

 

ただ、就業規則や雇用契約など労働者と使用者との間で取り決めがなされていた場合は、ボーナスを手にすることができるでしょう。

 

やっぱり就職する時には、この労働契約をしっかり把握しておくことが大事ですね。

 

実は、私なんかは20年前のことで、この雇用契約書を交わした記憶がないのです(/ω\)

その頃はパートでの契約だったので、口頭で時給○○円からです!みたいな感じでしたから。

 

(。´・ω・)ん?

これって、どこかで聞いたような話し・・。

吉本興業??(^^;)

 

契約書なんてなかったというのは、小さな個人医院では時々ある話しだとは聞いています。

 

私も若かったのかもしれません、何も考えていなかったですから・・。

というか、無知だったのですね(^^;)

 

今になって、契約書って重要だなぁ~と思っています。

 

 

個人医院でのボーナス

 

ということで、前置き長くなりましたが(^▽^;)

実際のところ、医療事務にボーナスってあるの?ということですが・・。

 

個人の医院で働いている私の場合。

 

はい!!

うちの医院は、金額はどうよ~?!ということはさておいて、夏6月・冬12月にもらっています。

 

雇用契約を交わしたわけでもないのに・・(^_^)

 

これも、労働基準法からみて必須の支払いではないと解釈すれば、ありがたいと思わざるを得ないのかもしれません。

 

ボーナスがないと聞く医院のスタッフも知っているので、まさしく院長のさじ加減一つのような気もしています。

 

うちは、企業などにある年間に基本給の〇ヶ月分みたいな感じでもないですから、そう多くはないです。

 

20年間勤めてきて、年々ボーナスがどんどん上がってきているわけでもなく、大企業のように長年の勤務で収入も増えていくという傾向はほとんどありません。

 

個人の小さい医院に勤めようかな~と思われているあなたには、ちょっと残念なことかもしれませんね。

 

でも、私がずっと個人医院で20年間働き続けられているのは、収入面のことだけではないのです。

 

たとえ給料やボーナスが良かったとしても、他のさまざまな条件が自分に合わなければ長くは勤められません。

 

逆に、手取り少ないな~と思っても、働きやすい環境は重要です。

 

あ~、私のボーナス事情を書いていたのですが、なんだか横道にそれてしまいましたね(>_<)

ごめんなさい<m(__)m>

 

 

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賞与は大病院や正社員だけ?

 

ボーナスに関しては、そりゃ~たくさんもらえるなら嬉しいですが、現実はそんなに甘くはないです。

 

大きな病院に正社員として勤務できれば、それなりにきちんとボーナスもあり、年々増えていくかもしれません。

 

しかし、このご時世、大きい病院の正社員雇用は少なく新卒募集でしょう。

今では、ほとんどが派遣だということです。

 

私の知り合いに、ベッド数が200床くらいある中規模の病院に勤めていた人がいました。

 

彼女からは「個人の医院と月給はさほど変わらないけど、ボーナスは全然違って多くもらえていた」と聞いています。

 

○○会と名の付く大きい病院勤務の正社員なら、ボーナスもそれなりに期待できそうですね。

 

それでは、パート勤務ではどうなのでしょうか。

あいにく、私の知っている範囲では大病院にパートで働いている人を知りません<(_ _)>

 

私が、今の個人の小さい医院で働き始めた頃はパートからでした。

 

最初は寸志程度の金額を夏・冬ともらっていましたが、その頃はパートでもボーナスのように年2回あり、臨時収入だ~と思っていたものです。

 

今、一緒に働いているスタッフからは、「以前に個人医院でパートとして勤めていた時は、1~2万円とかはありました!」と聞きました。

 

まぁ、それをボーナスと取るかは別として、さほど多くは望めないということですね。

 

もちろん、ボーナスなんて全くないというところもあります。

ほんと、こればっかりは勤務先に寄るとしか言いようがありません。

 

院長の考え一つです。

診療報酬改定で、ますます経営が厳しくなっていくと、今後ボーナスが減給もしくは無しなんてこともあり得るかもしれません。

 

小さい医院に就職が決まった際には、雇用契約を交わす時によく確認しておいた方が良いと思います。

 

契約書に書かれている内容なら、勝手に減給やボーナス無しとなる前に話し合いがあるでしょうから。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか。

医療事務にはボーナスがあるのかないのか、少しは参考になりましたでしょうか。

 

個人の医院では、全く出ないところもあります。

大きい病院では正社員ならあるでしょうが、そもそも正規職員の求人は少ないかもしれません。

 

医療事務のボーナスは支払い義務がない以上、院長の考え次第ということです。

雇用契約時に確認することをおすすめします。

 

医療事務の収入は決して高いものではありません。

ボーナスが仕事へのやりがいや楽しみであっても良いと私は思っています。

 

命を預かる・患者さんへのケアという医療機関に勤めているなら、収入面のことよりもっと大切なものに向き合うことが必要だといわれるかもしれません。

 

たかが医療事務なのに・・思われるかもしれません。

 

でも、医療事務も生活がかかっていますから、よりたくさんの月収・ボーナスを求めても良いと思います。

なによりモチベーションのアップにもなりますしね。

 

そのために、医療機関に対する診療報酬という請求業務・患者さんから間違いなく頂く診察代金に算定業務、他オールマイティに一生懸命働いているのですから・・。

 

な~んて医療事務のおばさん、考え甘いですかね~~(^▽^;)

 

賞与の支払い義務がないとはわかっていても、医療事務にはボーナスが絶対あるよーと、記事に書けると良いなぁ~と思う私「くぅ」なのでした(^^)

 

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