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医療事務ってやりがいある?現役で働く思いと心の中を告白

この記事は約 9 分で読めます。

医療事務ってやりがいある?

 

医療事務員になって、もう20年以上。

 

あっという間に月日は流れていき、気が付くとずっと医療事務として働いている自分がいました。

今でも毎日が勉強で、学ばなければならないことは多々あります。

 

そんな医療事務のやりがいって、いったいどんなところにあるのでしょうか。

 

長年勤めていても、新しい患者さんが来られる度に受付をしてカルテを作り、コンピューター入力や会計など、やっていることはずっと同じ。

そんなルーティンワークなのに、何がやりがいになっているの?って思いませんか。

 

仕事へのやりがいって、人それぞれ価値観の違いによっても変わってくるでしょうが、今日は私なりの考えについて語ってみようと思います。

 

 

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医療事務の仕事って何にやりがいを感じる?

 

・医療事務に興味がある
・医療事務を目指そうと考えている
・医療事務の勉強を始めたばかり

そんなあなたはまだまだ不安で、医療事務としてやっていけるか、本当に続けていけるだろうか、やりがいはあるのだろうかと考えたりしていませんか?

 

どうせ働くのなら、やりがいがあって長く勤められる職業に就きたいと思いますよね。

 

でも、そんなにすぐ自分にとってのやりがいって見つけられるものでしょうか?

 

 

最初は無我夢中で勤務

 

今思い出してみても、私も最初の頃はほんと無我夢中で、日々何をやっているのか?と思いながら時間に追われる毎日でした。

 

資格取得の勉強をして認定証は持っていたものの、それが何の役に立っているのか分からず月日は過ぎていくばかり(^^;)

 

それでも何年か経って振り返ってみると、

・誰かの役に立っている
・感謝される
・病院スタッフの一員として貢献できている

と思えるようになっていました。

 

なんだかベタで、うわべだけの思いなのでは?といわれるかもしれませんが、実際患者さんから感謝の言葉を頂くと、心から良かった!と思えるものなのです。

 

「ありがとう」「助かったよ」とにっこりと言われ、喜んでもらえたとわかると本当に嬉しくなります。

 

役に立ったということ、感謝されたということ。

なんだか充実感や達成感のようなものを味わえます。

 

 

医療事務の仕事は医療行為ではない

 

医師や看護師と違って、医療事務は医療行為ができません。

それなのに、やりがいを感じる?

きっと、そう思われるでしょう。

 

医療事務は単なるルーティンワークだと思われがちです。

でも毎日、違った症状の別の患者さんが来られ、老若男女さまざまな応対が必要。

 

医療事務も接客のように接遇が重視され、患者さんとのコミュニケーションが大切になっています。

 

やっている仕事は日々同じような内容ですが、対患者さんなので、さまざまなことが起こるわけ。

その度に、臨機応変に対応できるようになり、信頼関係もできてきます。

 

医療行為には携われませんが、補助や手伝いをすることで患者さんとの関係も近くなるのです。

受付窓口で会計だけするという仕事ではありません。

 

特に、私のように小さなクリニックへの勤務ともなると、幅広い業務内容となります。

 

患者さんに関わって寄り添った分だけ「ありがとう」という言葉が返ってくるし、頼りにもされるし、相談もされるのです。

 

私自身も患者さんが納得して満足されたと思うと、ほんと良かった~と思います。

手助けできたことを実感し嬉しくなるのです。

 

私って単純ですか?(^▽^;)

お礼を言われて喜んでいるなんて・・。

 

 

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一般的な仕事のやりがいとは?

 

そもそも医療事務としてではなくても、仕事にやりがいを感じるときってどんな場合だと思われますか?

 

・職場で活躍できたとき
・信頼されたとき
・感謝されたとき
・役に立ったとき
・充実感を感じるとき

私は「嬉しい」とか「楽しい」とか「任された」などと感じられることだと思っています。

 

もっと別の見方で言うと、

・認められて給料が上がったとき
・スタッフみんなで仕事をやり遂げたとき

やればやるだけ、頑張れば頑張るほど昇給したら、やりがいもあるってもんです(笑)

 

体育会系みたいですが、目標に向かってみんなで進んでいく一体感みたいな・・。

楽しんでできる仕事なども良いな!と思います。

これらは、あんまり医療事務には当てはまらないかもしれませんが・・(^▽^;)

 

心の中では、本当のところもう少し給料があれば頑張りがいがあるのになぁ~と思っています。

 

あっ!

医療事務の給料については、

医療事務の給料は安いの?パートと正社員の平均収入について

こちらに書いていますので、ご覧下さいね。

 

やりがいって、その人それぞれの価値観の違いもあるでしょうから、私の考えがあなたと同じだとは思いません。

 

生活するため・生きていくために働かなければならないのも現実的にはあるでしょう。

全ての人がやりがいをバンバン感じながら、楽しく仕事しているとも思わないです。

 

安い給料だといわれている医療事務に、あなたがやりがいを感じないかもしれません。

いやいや、給料が少なくても社会に貢献できる仕事だと思うこともあるでしょう。

 

毎日の決まりきった作業の流れが退屈になり、イヤになったりするかもしれません。

いえいえ、いろんな患者さんとのふれあいがあり、人生勉強・社会勉強になると感じることもあるでしょう。

 

私は医療事務って社会的意義のある仕事だと思っています。

国家資格でもない職業なのですが誇りを持って働いているし、けっこう好き(*^^*)

 

 

まとめ

 

いかがでしたか。

私が20年以上も勤めてきて思う医療事務のやりがいについて書いてみました。

 

私にとっては

・誰かの役に立っている
・感謝される
・病院スタッフの一員として貢献できる

この3つにまとめられます。

 

きれいごとのように思われるかもしれませんが、病気やけがで来院される患者さんのために役に立てるよう手を貸してあげたいと思うのです。

 

「ありがとうね~」と言ってもらえた時、手助けできたことに充実感や満足感を得ることができます。

 

診療に携わることができなくても、医療機関には必要とされる医療事務。

誰かに必要とされることは、自分にも張り合いとなるでしょう。

 

私は先生からも看護師からも、患者さんからも必要とされる医療事務でありたいと思っています。

 

これから医療事務をめざすあなたにも、これが私のやりがい!と思えることをぜひ見つけて欲しいです。

あなたに合った職場が見つかるように応援しています。