医療事務が働く場所って、もちろん病院、医師がいるところだと思っていませんか。
いえいえ、今では医療事務が働く場所は病院だけではなく、日本全国どこでもいろいろあるのですよ。
お医者さんがいるところだけが、医療事務の勤務地だというわけではありません。
病院・診療所やクリニック・歯科医院・調剤薬局・介護施設・レセプト点検請負会社などなど。
医療事務をめざされているあなたは、働く場所はどこが良いかな~なんて迷っておられるかもしれませんね。
数多い医療事務が働く場所を、もう少し詳しくご紹介します。
まずは病院。
・大学病院のような大きい病院
・町のお医者さんといわれる開業医の医院
・その中間で中堅の入院施設を持つようなそこそこの病院
・歯科医院
このように、病院といったら、一般的には全てお医者さんが診察しているところをまとめていいますよね。
あっ!ひょっとしたら、歯医者さんはあんまり病院っていうイメージではないでしょうか(^^;)
この病院も、『医療法』による区分になると、その意味合いはもう少し変わってきます。
病床(ベット数)が20床以上あるところを病院、19床以下が診療所(医院やクリニック)という分け方です。
病床にも
・療養病床
・精神病床
・感染症病床
・結核病床
病院にも
・国立病院など開設が国
・公立病院など公的機関機関
・公益法人や医療法人など法人による医療機関
などなど、さまざまな病院が日本各地にあります。
医療事務が働く場所には入院施設があるかないかということも、病院に勤めたいと思われているあなたが選択するときに考えなければなりません。
なぜなら、大きい病院と小さい病院では仕事内容が違ってくるからです。
このあたりの業務については、別のカテゴリー『医療事務の仕事内容について』でも詳しく書いていますので、そちらの方をご覧下さいね。
ちなみに私は、町のお医者さんともいわれる病床を持たない医院に勤めています(^^)
何度か大きな病院でもっと幅広いことを学びたいな~と思いましたが、今の医院の居心地が良かったのか20年も経ってしまいました。
入院施設のある大きい病院では、配属される部署で専門的に仕事をするので、ある意味別々の「働く場所」と考えて良いのかもしれません。
たとえば、大学病院内では受付業務・クラーク業務・レセプト業務・入退院業務などは、所属場所が違うと医療事務の仕事も、その場の専門的な作業となります。
医療秘書的な業務や医師の作業補助のような仕事もあり、診療科も複数あるので、働く場所は多くありスタッフの人数も多いです。
私のように小さな医院で働くような場合は、少ないスタッフでオールマイティに何でもやらなければなりません。
歯科医院の医療事務が歯科助手のような仕事をしたり、調剤薬局の事務員が接客をしたりもします。
同じ医療事務でも働く場所によって、基本は同じなのですが仕事内容はさまざまといえます。
最初に考えるのは、医科なのか歯科なのかというところからですね。
医科の中でも、病院の規模や診療科によって仕事内容が違ってくるので、働く場所を選ぶのも難しいかもしれません。
このサイト「ハーティジム」の記事が、少しでも参考になれば良いのですが・・(^▽^;)
他にも、調剤薬局や介護施設でも医療事務の仕事はあります。
訪問看護ステーションやリハビリテーションセンター、健診センター、レセプト(診療報酬明細書)業務の請負業者や医療事務の代行会社なんていうところも。
医療事務の働く場所はこのように多々ありますが、現在、大学病院などは派遣や業務委託が多くなっています。
派遣会社に登録しておくというのも選択肢の一つといえるでしょう。
医療事務の仕事は働く場所の規模が違うと、その人数や役割も違ってきます。
あなたの生活スタイルにあった職場を選ぶためにも、どのような勤務先があるのか知っておくと良いですよ。
私は、まだ子供が小学生の頃から医療事務として働きだしましたが、小さい子を持つお母さんが働きやすい職場がもっとあれば・・と思っています。
パートで働き始めた私は、午前中だけの勤務で、午後からは子供達の帰宅時間に家で待っていられる今の医院を選びました。
午後からある参観日にも皆勤賞ともいえるほど、学校行事にも参加。
長く勤めていくうちに、正社員にもなれました。
一緒に働くスタッフにも恵まれ、20年以上も勤められ、今でもなお医療事務として日々勉強中。
あなたにも、ぜひ働きやすい場所で医療事務として頑張ってほしいと思います。
このカテゴリー『医療事務として働く場所はここ』の下記記事一覧では、さまざまな職場での様子をわかりやすくまとめています。
・調剤薬局の医療事務って何をしているの?
・介護事業所にも医療事務はいるの?
・診療所の医療事務スタッフのメリットは?
・子供が好きだったら小児科で働ける?
このような記事内容も、下記の別ページに書いています。
あなたの知りたい情報を探してみてください。
あなたの希望する職場で働けると良いですね(#^^#)
応援しています!