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医療クラークの意味とは?病棟・外来・事務補助と忙しい?

この記事は約 12 分で読めます。

医療クラークの意味

 

個人の医院で22年半も医療事務をしています「くぅ」です。
( ̄∀ ̄)ニヤリ

 

入院設備のある大きな病院では、いっさい働いたことがありません。

なんで、そんなに偉そうに言うてるねん!ヾ(・_・`;)ォィォィって感じですが・・。

 

サイト運営をしてるにあたって、得意分野は小さな医院の医療事務員のことだから。

大病院については、ちょっぴり物足りないかもしれません。

 

まぁ、一言に医療事務と言っても幅広いのですよね~(;^_^A

 

個人医院でしか勤務したことがない私ですが、情報収集と日々の仕事に関しては、人一倍頑張っているつもりです。

 

あ~、関係ない前置きが長くなってしまいました。

 

 

今日は、医療クラークの意味についてでしたね~。

 

私のように小さな医院で働いていると、クラークという言葉には無縁です。

 

よく耳にするのが病棟クラーク。

これは入院施設のないクリニックに勤めれば、全く関係ないわけ。

 

ドクターズクラークやメディカルクラークなど「クラーク」と名の付く名前って、いろいろあります。

 

これって医療事務のこと?ひょっとして看護師の仕事なのでは?という疑問もあると思うので、そのあたりを書いていこうと思います。

 

医療クラークについて・・始まり始まりぃ~(^▽^;)

 

 

 

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医療クラークの意味。何?医療事務なの?

 

クラークって、ホテルのロビーにいる人みたいに感じるのは私だけかもしれませんが(笑)

医療クラークって、いったいどういう意味なのでしょう。

 

私にとって、医療クラークは入院施設のある病院で働いている事務のことだというイメージです。

 

〇医療クラーク

1. 病棟クラーク
2. 外来クラーク
3. メディカルクラーク
4. ドクターズクラーク

クラークと名のつく種類って、けっこうありますね~。

 

これ、全てひっくるめて医療事務の仕事なのです。

 

大きなくくりである「医療事務」が、医療機関で働く事務全般のこと。

医療事務の業務の中に、医療クラークがあることになります。

 

で、医療クラークという言葉の中に、外来クラークや病棟クラークなどの職種がある感じです。

 

もう少し、医療クラークの役割をみていきましょう。

 

 

病棟クラークの仕事内容

 

病棟クラークと聞くと、私の中では看護師が働く職場というイメージが大きかったりします。

 

なんとなくナースステーションでの業務という感じでした。

いやいや、そうではなくて・・。

 

入院患者さんに対しての事務業務を担当する部署が病棟クラーク。

 

そこで働くのは、もちろん医療事務です。

医師はもちろん、看護師のサポートもします。

 

医師や看護師などのように、国家資格が必要な診察や治療ではなく、事務作業を担当するのです。

 

病棟クラークでは、入退院に関する手続きなど事務的なことや書類の管理などが主な仕事。

 

医療機関によって業務はさまざまですが、面会の方々の対応や電話対応、ナースステーションの窓口応対もあるかもしれません。

 

いろいろな種類の書類の作成やカルテの管理なども・・。

 

医師や看護師が診察や治療に専念できるように、入院患者さんの事務的な補助をするのが病棟クラークの仕事なのです。

 

入院される患者さんとの関わりが深くなります。

 

 

外来クラークの仕事内容

 

では、次に外来クラークをみていきましょう。

 

外来クラークという名称から、先ほどの病棟クラークのように入院される患者さんではないことがわかりますよね。

 

外から来られる患者さん・受診を希望される人に対して、事務的な業務をするのが外来クラーク。

 

外来診療に関する事務作業補助といえます。

 

うちのような個人の医院では、窓口は一つ。

ですが、大病院には窓口がいくつもあり、メインの総合受付や診療科別の窓口もあります。

 

・来院された患者さんが診察室に入るまでの受付業務
・保険証の確認や診察券の発行、カルテや問診票の準備
・診察室までの誘導
・書類の整理やデータ保管
・電子カルテの入力補助

など、窓口での仕事が多いでしょう。

 

事務的な業務のサポートで、医師や看護師へパスを送るのです。

診察がスムーズに行われるように、アシストとするというわけ。

 

私のような個人医院の業務に近いのかもしれません。

 

 

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ドクターズクラークやメディカルクラークとは?

 

ドクターズクラークやメディカルクラークというのは、まず医療事務の資格名の一つだともいえます。

 

 

・医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)

 

この試験に合格すると、ドクターズクラークという称号がもらえます。

医師の事務作業をサポートするのに必要な知識や技能を認定される資格。

 

医師のそばで、医師の指示の元、医師の事務業務を補助する仕事ができます。

 

 

・医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

 

この試験に合格すると、メディカルクラークと名乗ることができます。

商標登録されているのですよ。

 

主には、医療事務の仕事ともいえるレセプト業務。

 

窓口業務・コミュニケーション能力・接遇など、ありとあらゆる能力を審査されます。

 

レセプト作成の重点を置いてだけではなく、総合的な内容を試されるのです。

 

 

クラークと名の付くこれらの2つは、私の中では医療事務の資格名といった感じ。

 

分類をするときに、ドクターズクラークを医療クラークと表現される場合もあるようです。

 

事務業務や書類作成を補助するのが医療クラーク。

そんな意味合いから、医師の事務作業を補助する人がドクターズクラーク

 

ドクターズクラーク = 医療クラーク となっているような気がします。

 

 

資格の種類については、こちらの記事も読まれています。

医療事務資格の名前って何種類ある?間違いやすい正式名称

 

 

医療クラークは忙しくて大変

 

私にとっての医療クラークとは・・。

医師の横で働く事務作業補助者だけではなく、もっと全体的な医療事務のくくりなのです。

 

医療事務とは、大きな病院やちいさな診療所、歯科医院や調剤薬局、介護施設などさまざまな
場所で事務業務をしているスタッフ。

 

基本は、レセプト業務に精通している人です。

 

医療事務という大きなくくりの中に、医療クラークという部署があり、その中に病棟クラークや外来クラークという職種があるというわけです。

 

そこには、ドクターズクラークやメディカルクラークという資格の称号を持つ医療事務がいます。

 

病棟クラークや外来クラークで働くスタッフは、レセプト業務はしません。

そこは、医療事務と呼ばれる従業員の仕事といった感じ。

 

なので、小さなクリニック勤務では、医療クラークとは呼ばず医療事務となり、多種多様な業務をこなします。

 

医療クラークがしている業務とレセプト業務。

これら全てを、大病院ほどの患者数ではありませんが、オールマイティーにやっていきます。

 

どこの部署が一番大変でつらい、忙しすぎてやってられないなどとは一概には言えません。

 

イメージは、大病院ほど狭くて深い業務体制、個人医院は広くて浅い盛り沢山の仕事といった感じでしょうか。

 

来院する患者さんの人数によって、忙しさは天と地です(笑)

 

医療クラークで働いているから、忙しくて大変というわけではないでしょう。

 

 

まとめ

 

医療クラークの意味をまとめてみましたが、今回はあくまでも私の解釈です(;^_^A

 

入院設備のある大きな病院に勤務するのが医療クラーク。

医療クラークという言葉の中に、病棟クラーク・外来クラークがあります。

 

応対するのが入院患者さん・外来患者さんという違い。

 

事務的な業務を中心にしますが、医療クラークではレセプト作業はありません。

 

入院設備のない医院で働く私のような医療事務は、外来クラークに近いですが、小さな医院ではレセプト業務も含め、さまざまな仕事をしなければなりません。

 

医師の横で事務作業をサポートするのは、ドクターズクラーク。

先生が患者さんのケアに専念できるようにフォローしていきます。

 

大きな病院が職場となるでしょう。

 

個人的には、医療クラークとドクターズクラークは同じではなという考えです。

医療クラークという言葉の中に含まれるといったイメージ。

 

それぞれのクラークの違いは、さまざまな解釈があるのでしょうね。

 

「くぅ」の独断と偏見でした(^▽^;)