スポンサーリンク

医療事務の仕事がなくなる?AIによって将来が危ない職種?

この記事は約 16 分で読めます。

医療事務の仕事はなくなる?

 

医療事務の仕事がなくなってしまうと生活に困る「くぅ」です(^^;)

 

医療機関がなくなることはないけれど、従業員のこれからはどうなるのでしょう。

 

このところ、よく目にする「AI」という文字。

医療事務はAIやロボットによって、今後なくなる職種と言われたりしていますよね。

 

将来、病院にはロボットが多く働いているなんてことになるのかもしれません。

 

昨年、大病院に行ったとき、入口あたりにpepper(ペッパー)くんがいました。

今は、まだ物珍しい(そうでもないっかぁ・・(^^;))感じで見たりしていますが、仕事をしている人間が少なくなっていくのもあり得ることだと思えます。

 

これから医療事務になりたいな~と思われているあなたなら、

・本当に仕事がなくならないの?
・まだまだ求人・需要はあるの?
・医療事務の仕事は安定した職業?

という心配がありますよね。

 

今日は、医療事務の仕事はなくならないのか、現役で医療事務として働いている私の考えと希望(笑)を書いてみます。

 

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

医療事務はなくなる仕事?

 

医療事務だけではなく、事務系の仕事は将来は必要なくなるっていう話し、最近よく耳にしますよね~。

 

IT化が進んで、昔は手書きだったレセプト(診療報酬明細書)も、簡単にオンラインにて指一本で送信なんてことになっています。

 

電車でも車でも自動運転だというぐらいですから・・。

人間がやらなくても良いというのは、未来ではきっとそうなのでしょう。

 

病院の窓口で診療代金の支払いをするのにも、今や自動精算機がありますもんね。

小さなクリニックでは、まだまだレジを打って精算ですけど・・。

 

大きな病院での精算は機械で・・ということになっています。

もう窓口の医療事務が、金銭のやり取りをするのは不要なのでしょうか。

 

考えてみたら、これで窓口の医療事務が一人少なくても成り立つということですものね。

 

受付に手渡す保険証も、カードを機械にかざすとピッ♪と手早く確認。

なんて、医療事務が必ずチェックしている業務もいらなくなるのかもしれません。

 

ゲッΣ( ̄□ ̄|||)

やっぱり医療事務の仕事は、近い将来なくなる職種だという気がしてきてなりません。

 

医療事務の仕事はロボット

 

AIやロボットの時代

 

近い将来、とはいっても1年や2年とはいいませんが、AIやロボットが医療事務の仕事をしているといってもおかしくはないでしょう。

 

まぁ、10年~20年後ともなれば飛躍的に世の中も変わってそうですし・・。

 

だいたい、スマホのように一人に一台携帯しているなんて、20年前には思っていませんでした。

 

私が約20年前、医療事務の資格を取得しようと勉強していたとき、パソコンすらまだ家になかったですから(笑)

まさに、アニメのドラえもんの世界でしたよ~。

 

さらに今から20年後って考えると、大病院の受付にはロボットがいて、診察の受付や清算は全て自動でコンピューター。

そんな時代がやってくるかもしれません。

 

 

先日、息子夫婦と少し喋っていたとき、

 

くぅ 「将来、あんた達の仕事、AIやロボットによってなくなるなんてことないの?」

息子 「それはない!!」

どんだけ自信があるのかしりませんが、言い切る息子・・(ーー;)

 

くぅ 「医療事務はやばそうかも・・」

嫁 「病院の受付にロボットがいたら、なんだかイヤじゃないですか?対応が無機質で冷たそうな感じ・・」

息子 「いや~、俺は平気。」

 

なんとも冷ややか・・。

 

お嫁さんも医療従事者なので、相手が患者さんだという思いは私と同じ。

ロボットに暖かみを感じていないのかもしれません。

 

くぅ 「いや~、未来には人間と同じくらい緻密で、それ以上に可愛い受付嬢のロボットがいたりして・・(笑)」

という話しで終了しました(^▽^;)

 

たしかに、機械化によってレセプト業務は楽チンになってきています(^▽^;)

 

でも、そもそも医療事務だからできる

・レセコン(レセプトコンピューター)に入力し忘れた診療項目をチェック
・コメントをしっかり書けば請求できる点数

など、細かい部分の確認は人の目です。

 

レセプト請求では、その都度、カルテをよく見て的確に処理していかなければならないわけ。

 

まだ今は、その最終点検に、人(医療事務や医師)が介入しなくてはいけないのです。

まぁ、将来はAIの発展によってどうなるかわかりませんが・・。

 

 

スポンサーリンク

 

医療業界はなくならない

 

では、医療事務の必要性は?需要はあるの?って思いますよね。

本当は・・医療事務は将来性のない職種なのでは?ってね。

 

もちろん、医療業界がなくなることはありません。

今後、ますます高齢化が進み、医療・福祉に関しての仕事は医療機関・介護施設と需要はあるでしょう。

 

ですが、IT化やAIの発展で、求められる人材は減っていくかもしれません。

 

そんなに近い将来だとは私も思っていませんが、20代のあなたが定年まで働く40年間もあれば、医療事務の求人は大いに変わっているはずです。

 

私のように50代なら、先行きはまだ当分、医療事務として働けると思っていますが・・(^▽^;)エヘヘ

まだまだ、医療事務の仕事が全くなくなってしまうとは思っていません。

 

なぜなら、医療機関を訪れる患者さんも高齢化しているからです。

IT化やAIの発展に追いつくのが大変な年代もあるでしょう。

何を隠そう・・私も危うい・・(>_<)

 

 

「ヘイ!siri!」っとアイフォンに言いながら、尋ねた疑問に対して「意味が分かりません」と、何を言ってるのか意味不明だと思われたときは、ちょっと凹みましたが(笑)

 

アイフォンすらまともに使えない私の経験から・・。

言いたいことや分かって欲しいことが伝わらない、AIにうまく音声認識してもらえないなど、特に高齢者の多い医療機関では、まだまだ・・だと感じています。

 

機械に慣れない高齢者、体調の悪い患者さんに対して、どれだけ臨機応変な対応ができるのかAIの活躍は、まだもう少し先だと考えています。

 

医療事務の仕事がなくならないのは心配り

 

ロボットやAIにはできない・・。

患者さんへ接するときは、心配りのできる医療従事者だからできることがあるはず。

 

うちの息子のように、ロボットでも良いなんていう人もいるでしょうが、元気でない患者さんに差しのべる医療事務の手は暖かいものですよ(*/∇\*);なんちゃって。

 

医療事務ならでは思いやりがあるというもの・・。

・機械操作の分からない患者さんの手助け
・重症そうな患者さんの順番を優先に考える
・待合室での調子の悪そうな患者さんに声がけ
・移動に対しての介助

 

少しでも、不安を安心にかえてあげられるのは、まだまだ人間(医療事務)の仕事ではないでしょうか。

 

そう。

AIが得意なことはAIに任せ、人間にしかできない・人間らしい医療事務だからできることをやっていきましょう。

 

到底、AIにかなうはずがありません。

受付・精算・会計、そして医療事務の要でもあるレセプト業務までも、AIには勝てないでしょう。

 

ただ、これは大きな病院の方が早くそうなると思います。

個人の小さなクリニックで、自動受付・清算、ロボットが誘導なんて、そう簡単にはいかないでしょう。

 

レセプトのオンライン化も、小さな医院では資金面や技術面のこともあり、一斉に・・とはいかなかったですもん。

 

町の小さな医院では、まだ当分、現状の医療事務という仕事が残るような気がしています。

私の勝手な想像ですが・・(^^;)

 

なくならない医療業界のうち、まずは大病院から変化。

大きな病院では、医療スタッフの人数がだんだん少なくなっていくのでしょうね。

 

 

医療事務の仕事はAI

 

医療事務の仕事が変わる

 

IT化やAIの発展によって、今後少しずつではあっても医療業界は変化していきます。

 

ICチップが埋め込まれたカードで何もかもが簡単にでき、現在、業務としている内容もガラッと変わっていくでしょう。

 

もう医療事務の仕事は「レセプト請求が要」という時代ではなくなりつつあります。

 

もちろん、レセプトを作成するまでの診療報酬点数については理解していて欲しいです。

コンピューターがしてくれるので、点数の意味を把握する必要はないという考えには賛成できません。

 

医師の診療行為を点数に置きかえるには、コンピューター入力が不可欠。

先生が診療中にキーボートで打った項目が、病院の収入です。

 

日々の診療で手いっぱいの医師が、どれだけ請求できる診療報酬点数を把握しているでしょうか。

 

打ち込んだ診療行為に対する項目以外に、算定できる点数もあります。

逆に、取れない点数が発生することもあるのです。

 

細かいルールによって、コメント入力が必要な場合もあります。

医療事務はレセプトの査定がこないように、収入が減らないように努力しているわけです。

 

まだまだ、医療事務としてレセプト業務の意味はありますよ。

 

先になくなる業務としては、会計・清算でしょう。

 

レセプト作成は、昔に比べると今はいとも簡単にできてしまいます。

その点検をどこまでコンピュターがこなせるかで、人のレセプト業務も変化していくでしょう。

 

病院の顔ともいわれる受付の医療事務が一人もいなくなるのは、まだまだ先だと思いたい私です。

 

体調の悪い患者さんが話しを聞いて欲しいと思われているのに、そのふれあいがなくなるとなると、ますます具合が悪くなるなんてこともあり得ると思います。

 

第一、クレームは誰に言うのでしょう(笑)

ロボットに怒りをぶつけるのでしょうか。

 

医療事務の仕事も、あと数年したらかなり変化するかもしれません。

 

医療事務はAIやロボットと共存

 

まとめ

 

現役で働く私も、いつもまでもこのままゆるぅ~~く医療事務の仕事が続けられると思っていません。

 

年も年ですから、危機感はあります。

IT化に対応できるようにしておこうとか、時代に合った医療事務とは?を考えようとか、悩んだりね(;´д`)

 

いつまでも、レセプト業務ができる医療事務がスペシャリストなんて考えではいけない・・とも思ったり。

 

レセプトはコンピューター入力さんにお任せして、もっと広い視野で知識を増やしていかなくてはいけないとも感じています。

 

レセプト作成の勉強をして下さい、レセプト業務のスペシャリストになってくださいというのはもう時代送れなのかもしれません。

 

何度もお話ししていますが、だからといって診療報酬点数について何も知らなくて良いとは言っていませんよ。

 

医療事務として、今できることにはスペシャリストになっておきましょう。

 

まだまだ小さなクリニックには、医療事務が必要だと考えます。

需要も求人もあります。

 

どうしても医療機関で働きたいあなた。

国家資格がなくても、病院で働ける唯一の医療事務です。

 

 

あっという間に進化したAIに、全く歯が立たないという現状になるかもしれませんが・・。

それでも、医療事務の仕事がすぐになくなるとは思っていない私。

 

将来は、AIを補佐する・協力する仕事、一緒に働くことになるでしょう。

医療機関がなくなるわけがないのですから・・。

 

今のうちに自分を磨いて、未来にそなえましょうね。

 

最後に・・。

あくまで現時点で、私が思うことであって希望でもあります。

 

将来は、AIと共存して仕事。

医療事務という名称はなくなっているかもしれませんね。

 

その頃、私はもうきっと隠居していると思いますぅ・・