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医療事務の給料は安いの?パートと正社員の平均収入について

この記事は約 9 分で読めます。

医療事務の給料は安い?

 

医療事務の給料って高いの?低いの?と気になってはいませんか。

 

働く以上は、そりゃ高収入の方が嬉しいですよね。

 

事務職といえども、ゆっくりじっと座って作業することはほとんどありません。

立ち仕事も多く時間に追われ、患者さんの応対にもテキパキとスピードも求められます。

 

そんな案外ハードな医療事務なのに、もらえる給料って実はそんなに高くはないのです。

 

医療事務という専門職だから、病院に勤めているのだからということで、まさか給料が安いなんて思われていないかもしれません。

 

いえいえ、医療事務の給料は思ったより少ないというのが現状。

 

今回は医療事務の給料について、正社員やパートなどの雇用形態の違いからも、いったいいくらぐらいもらっているのか、平均的なところをお話しします。

 

 

 

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医療事務の給料について

 

私が20年前に、今の医院で働き始めた時はパートでした。

午前中だけの勤務で、午後には学校から帰ってくる子供達を待つ母親でいたかったからです。

 

融通のきく昼までの仕事だったので、パート希望の私には理想的な仕事スタイルでした。

 

 

パートの時給とは?

 

その頃の時給で、たしか800円くらいだったと思います。

20年前ですよ~。

 

子供達が中学生になった7年目からは正社員にしてもらえ、午後からも働くようになりました。

 

6年の間で、パートの時給も年々10~20円ずつは上がっていったと思います。

 

すみません(^▽^;)

なにせ、このあたりはずいぶん昔のことで記憶があいまい・・。

 

現在の相場は、だいたい850円から1000円といったところでしょう。

時給は地域によっても違いはあるし、施設規模にもよるといえます。

 

先日、一緒に働いているスタッフに過去のパート時の時給を聞いてみましたが、彼女も800円だったと言っていました。

それも、4~5年前でですよ~。

 

その頃、大阪の平成24年の最低賃金が800円なので、ほんと一番安い時給ということ。

しかも、昇給もなしだったとか。

 

最低賃金は年々上がっていくのに、時給が上がらなかったって、ちょっと違法ぽかったりしません??

なんて思うのは私だけでしょうか(^^;

 

そう考えれば、20年前の私の時給はめちゃくちゃ高かったみたいですねΣ( ̄□ ̄|||)ワォ

知らなかったぁ~。

 

時給に関しては、厚生労働省が10月に「地域別最低賃金額」を発表しているので、参考にして下さい。

 

ちなみに、私が住んでいる大阪の最低賃金は、平成29年9月30日付けで909円となっていました。

 

あ~~、この最低賃金は医療事務に限ってではなく、一般的な賃金で厚生労働省からのデーターです。

 

たとえ医療事務であっても、大阪なら、パート時給は最低賃金の909円以上なければならないともいえます。

 

いつだったか、うちの先生が「大学病院での医療事務の時給が、750円なんて少なすぎるよね~~」と言っていたのを思い出しました。

 

「大学病院のパート時給安っ!!」とビックリしたので、よく覚えています。

これは、きっと大阪のことではないでしょうね。

 

医療事務のパート時給は、やっぱりその医療機関の先生の考えのもとで決められるでしょうから、地域別の最低賃金はチェックしておいた方が良いのかもしれません。

 

最低賃金が下回っている時給は違法ですから・・。

 

 

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正社員なら高収入?

 

パートの時給がそんなに高くないのなら、正社員になるとどうなるのでしょうか?

 

正社員なら、それなりにたくさんもらっているのでは?と思われましたか。

 

私も、昔、近所のオバサンに(あ~、私もおばさんですが(^▽^;)
「病院で働いているのだから、けっこうな給料もらっているんでしょう?」なんて、言われたことがあります。

 

その度に、いつも心の中で「看護師じゃないんだから・・」と叫んでいました。

 

同じ医療機関に勤めていても、国家資格の看護師とは比べものにはなりません。

 

医療事務の月給は、一般事務職の給与水準とそう変わらないはず。

相場が、月給15~19万円といわれています。

平均して17万円前後でしょう。

 

私のように50代で、しかも20年も勤めていると、平均で35万円くらいと書いてある情報を見かけたりすることがあります。

 

ここからは私が勝手に思うことなのですが、例えば私が高卒で、ある大学病院に勤めたとしましょう。

初任給15万円くらいから・・。

 

そこで頑張って辞めずに20年勤めて、40歳手前で25~27万円、そのまま続けて50歳超えて35万円前後というのが、よくいわれる賃金の例です。

 

これって男性医療事務員のこと??なんて思っちゃったりしています。

 

 

今や医療事務は主婦にも大人気といわれる職業。

高卒・大卒から何十年も働き続けている人、私はあんまり知りません。

 

もちろん、大きな病院ではそういう方もおられるかもしれませんが・・。

このところ、大手の病院は派遣社員が多いとも聞いています。

 

実際、私も子育てしながら、小さい医院でパートから正社員へとなって働いてきました。

ぶっちゃけ、今でも給料なんてそんなに増えていません(>_<)

 

何が言いたいのかというと、学校を卒業して永久就職のように、働けば働くほど給料も上がり、年を重ねるごとに昇給していくなんて、町の小さな病院ではありえないということです。

 

昇給すらないところもあります。

 

子育てにひと段落して働きだして、たとえ定年まで勤めたとしても、月給35万円なんて夢のような気がします。

 

私が考える医療事務の平均月給は、幅を持たせて15~25万円です。
月収20万円なら良い方じゃないの?とさえ思います。

 

これは、小さな医院やクリニックなどで働いた場合で、私が知っている範囲でのことですが・・(^^;)

 

 

まとめ

 

いかがでしたか。

 

このように、医療事務の給料はたいして多くはないのです。

・パート時給   850円から1000円くらい
・正社員月給   15万円から19万円くらい

これが、平均的な収入だといえるでしょう。

 

もちろん、医療機関や院長先生によって、給料面の待遇は大いに違いもありますが、参考になれば幸いです。

 

医療事務って、こんなにハードな業務なのに給料が安い!と思うかもしれません。

 

もっと給料が欲しい、時給が上がれば・・と願うことがあるかもしれません。

 

給料がそんなに多くなくても、私は慣れた医院で、融通のきく・気心知れたスタッフのいる職場でずっと働いています。

 

20年も勤めているのは、安い給料でもやりがいを感じているし、好きな仕事だからなのかもしれません(#^.^#)