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かかりつけ医のコロナワクチン。予約できるのはどんな人?

この記事は約 14 分で読めます。

かかりつけ医のコロナワクチン

 

緊急事態宣言が延長されたところもあったりですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

医療機関に勤めていると、今は大変でしょう・・とお声がけいただきます。

コロナ感染症の最前線で勤務しているわけでもないのに、有難いことです。

 

けど、小さな医院でも、日々コロナかも?と疑いのある患者さんはおられたりします。

 

慢性疾患の患者さんが、かかりつけ医でもある当院に薬を取りに来られるので、感染予防にも気を使うわけです。

 

最近では、コロナワクチン接種についての質問が多くて、一人の患者さんに詳しく説明する時間が長くて、忙しかったりしています(^^;)

 

・うちの病院で予防接種はできる?
・予約はいつからですか?
・かかりつけ医がいない場合はどうしたら良いの?
・家族の分も予約できるの?

などなど、患者さんからの声を聞いて、このコロナ禍にかかりつけ医のメリットを感じている私。

 

やっぱり、かかりつけ医は持っておくべきだな~って。

 

今日は、診療所で働く医療事務の私が、コロナワクチン接種の予約について、気ままに思うことを書いてみようと思います。

 

 

 

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かかりつけ医のコロナワクチン接種

 

普段から元気で病院なんて、ほとんどかかったことがないという人にとっては「かかりつけ医」なんて考えたこともないでしょう。

 

けど、今回のコロナワクチン接種に関しては、このかかりつけ医という通院している医療機関があるということに結構なメリットがあるのです。

 

まぁ、病院に通っているということが、何らかの疾病があるということなので、それがメリットかといえば、病院なんか行ってない方が良いに決まってますが・・(;^_^A

 

そういう意味ではなくて・・。

 

コロナワクチン接種を、かかりつけ医の先生が打ってくれるという場合です。

全ての医療機関でコロナワクチン接種ができるわけではありませんから・・。

 

 

コロナワクチン接種ができる病院

 

コロナワクチンを打ってくれる医療機関は、それぞれの自治体によって公表されています。

 

接種する側も、通常診療の患者さんと同じ時間帯にできないとか、接種後に数分待機してもらわなくてはならないとか、考えることは多くあります。

 

待合室がめちゃくちゃ密になっている・・なんてことにもなるでしょうし。

 

いつもの患者さん、コロナかもしれない発熱の患者さん、ワクチン希望の人って感じの院内になりますから・・。

 

インフルエンザワクチンも同様なのですが、自治体と契約を結ぶと委託金が入ってくるのです。

 

コロナワクチンも、国から接種をする医療機関側にいくらか接種委託費用が出ます。

 

インフルエンザ・コロナ、他の予防接種に関しても、委託を受けるか受けないかは病院次第。

 

いつもかかっている病院が、ワクチン接種をしているかどうかはわからないですもんね~。

 

コロナワクチンも接種できるかできないかは、自治体のホームページや市報などで確認してみてくださいね。

 

接種する人は無料です!

 

ワクチンの予約を受け付けているのは、基本、住民票のある市で該当の医療機関を選ぶことになります。

 

いつも受診される患者さんにしてみれば、かかりつけ医のところで打ちたいと思うでしょう。

 

ずっと診てもらっている先生のところで打つ方が安心ですもんね

 

 

予約状況の様子

 

で、ワクチン接種ができる病院は予約を受け付ていくことになります。

私の勤務先もコロナワクチン接種ができる医療機関のひとつ。

 

全国でいうと、もう4月から始まっているところもあるようです。

 

近隣の市をみても、まだのところもあれば、もうすでにクーポン券が届いている市もあります。

 

接種に関しては、お知らせなどがホームページや市報で発表されているので、情報に関しては知ってる人も多いはず。

 

けど、実際にまだワクチン自体、医療機関に届いているわけでもなく、クーポン券すら発送されていない自治体もあります。

 

まぁ、近々、必ず発送されますので焦らず待ちましょう。

 

とはいうものの・・、テレビなどで報道もあるように予約が取れないとか、電話すら繋がらないなんていわれると、不安にもなりますよね。

 

クーポン券がないと打てないのですが、うちでも問い合わせはあります。

他の市では、もう予約は締め切りました~って言われたとか。

 

こんなことを言われると、我先に電話したくなる気持ちもわかります。

 

でもね~、医療機関もどれくらいワクチンが手に入るのか、いつ入るのか、これから予定を立てるのです。

 

なので、いったん予約をストップして検討されるのだと思いますよ。

 

締め切ったというのは、今後またワクチンが入荷されれば再開されるでしょうから、慌てなくても大丈夫であろうと私は思ってます。

 

小さなクリニックでは、一日にそう何百人もワクチン接種できませんから・・。

通常の診療もあるし・・。

 

予約ができるかできないかは、かかりつけ医の病院で確認するしかないでしょう。

気長にね~。

 

ワクチン予約がなかなかできないというのが、私の周りでも多くみられます。

 

 

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かかりつけ医が住民票と違う場合

 

ワクチン接種を委託されて、個人の医院でも打つ場合。

これは、あくまでも接種の方針は先生が決めることです。

 

病院側がかかりつけの患者さんのみと言えばそうなるでしょう。

住民票と違う市であっても、ずっとかかりつけで診ている患者さんでもOKなわけです。

 

逆に、医療機関のある市に住民票がある人だけとなると・・。

いくらかかりつけでも、住んでいる市で接種してくださいとなります。

 

私が感じているのは・・。

先生はきっとどこに住んでいる人でも、かかりつけ医として長年診てきている人なら接種してあげたいと考えていると思います。

 

ここは、かかりつけ医の医療機関で確認してもらうことになりますが・・。

一度もかかったことのない人でも受け入れているクリニックもありますから。

 

 

普段から患者さんの身体を良く知っているのが、飲んでる薬も含め、かかりつけ医ですもんね。

 

 

 

かかりつけ医がない場合

 

では、かかりつけ医のないときはどうしたら良いの?なんて、これはもっと悩みますよね。

 

慢性の疾患でかかりつけ医がいる人でも、その家族はどうでしょう。

夫婦で同じようにかかりつけがあるときは良いのですが・・。

 

このパターンも難しいですよね。

 

希望される家族全員分を、個別接種の医療機関が予約を受け入れてくれるのか・・。

国民全員がかかりつけ医を持っているわけはないでしょうし。

 

でも、考えてみてください。

 

まだ、ワクチンが実際本当に希望した分だけ入ってくるのか分からない状況です。

いや、きっとたとえ時間がかかったにしても入ってくるとは思ってますよ。

 

ですが、ワクチンは自治体で管理されてますから、手に入れられそうな本数分で確実に予約を入れるしかないのです。

 

そして、院内で一日に接種可能な人数を振り分けるわけ。

 

先ほども書きましたが、通常の診療もありますから・・。

インフルエンザワクチンのように、打って早々に帰宅できるわけでもないので、時間もかかるのです。

 

そうなると、先生方も普段からかかりつけ医として来てくれている、いわば自分の患者さんに優先的順位で打ってあげたいと思うのも当然だと思います。

 

その患者さんのことをよく把握しているのですから・・。

 

一度もかかられたことのない人と、もう何十年も身体の管理をしている患者さんだったら、どちらを先に打ってあげようと思うでしょうか。

 

それって差別になりますか?

 

そうではなくて、今現時点では、どれくらいのワクチンが手に入って何人の人に接種できるのか、はっきりしないからです。

 

選別しているのではなく、今のところ限られた人にしか予約が無理だと思います。

 

ここで、かかりつけ医のメリット発出(笑)

 

住民票のある市にかかりつけ医がいると、先生はきっと予約を受け付けてくれると思いますよ。

 

クーポン券が届いていない状況でも、希望者を聞いている先生もおられますから・・。

あくまでも予約という形ではなく。

 

予約決定はクーポン券を持っている人だけです。

 

 

ではでは、かかりつけ医のメリットの恩恵を受けづらい人はどうすれば良いのでしょうか?

私は個別接種ではなく集団接種をオススメしています。

 

自治体には個人の先生の医療機関だけではなく、集団で受けられるところがいくつかあるのです。

 

もちろん、そちらでも予約は必要でしょうが、個人医院の予約を待つよりかは早い気がします。

 

個別接種の医療機関では、おそらくかかりつけ医として来院される患者さんでいっぱいでしょう。

 

時間はかかるかもしれませんが、もっと先なら・・2回接種を終えた人が多くなった頃なら、どこでも可能になるかもしれません。

 

ワクチンがどんどん供給されることが前提ですが・・。

 

 

まとめ

 

医療事務として、患者さんからのさまざまな声を聞いていると・・。

 

クーポン券は届いたけど、予約の問い合わせをしたら「かかりつけの患者さんから打ちます」と言われたと。

 

そんなところは、けっこうあるでしょう。

 

住民票がない市がかかりつけであっても、先生に相談してみればかかりつけ医として打ってくれるかもしれません。

 

かかりつ医のメリットはありそうですね。

 

もちろんコロナ禍でなくても、普段からかかりつけ医の重要性はいわれています。

 

自宅から近く、話しをしっかり聞いてくれるなんでも相談できる先生。

分かりやすく納得いくまで説明してくれ、精密検査が必要なら適切に病院を紹介してくれるかかりつけ医。

 

そんなかかりつけ医を持っておくと良いですね。

 

かかりつけ医があると、大きな病院への紹介にもメリットがあります。

大病院に紹介状なしで行ったら?受診できてもデメリットあり

こちらの記事も参考にどうぞ。

 

かかりつけ医のない場合で個別接種会場で予約が取れないときは、集団接種会場へトライしてみましょう。

 

まだ、始まったばかりのコロナワクチン接種。

なかなか予約が取れなことも多いみたいです。

 

5月後半には、もっと多くのワクチンが流通するのではないでしょうか。

 

今日は医療事務のおばさんが、気ままにコロナワクチン接種について、かかりつけ医のメリットについて書いてみました。

私個人の見解です(;^_^A

 

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