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医療事務って民間資格だから、わざわざ取得しなくても良い?

この記事は約 8 分で読めます。

医療事務資格は民間資格

 

どこの病院へ行っても、受付窓口にいる医療事務員。

 

医療機関で働いているのだから、それはそれは難しい国家資格を持っているんだろうな~と
思っていませんか?

 

いえいえ、医療事務は国から認定されているわけではない民間資格なのですよ。

医療に携わっている医師や看護師のような国家資格ではありません。

 

医療事務という認定をされていないとしても働けるし、もっといえば、医療の知識がなくても
なれるのです。

 

それなのに、

・医療事務の資格に挑戦してみたいんだけど・・
・医療事務の資格がないと仕事がわからないのでは?

と思う人もたくさんおられます。

 

国家資格でもない医療事務。

民間資格なのに、実際のところ本当に取得しておいた方が良いのでしょうか?

 

本日は、民間資格の医療事務って必要?ということについて、私が20年間働いてきて思うことを書いてみます。

 

 

 

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医療事務資格は民間資格

 

私は入院施設もない個人の小さい病院で、今もなお医療事務として働いています。

 

医療事務の資格を取ろうかなぁ~と思った30代の頃は、病院なら潰れないだろうし、安定して長く勤められるだろうなんて思って興味を持ちました。

 

なんとなく病院で働くことがカッコよく思え、手堅いイメージもあったのですよね~。

何よりも、高卒の私が国家資格を取得するなんて絶対ムリだと思っていたし・・(^▽^;)

 

民間の資格ならテキストを見て解答しても良かったり、自宅で受験できたりするものもあったりで、ハードルが低いのでは?と思ったのかもしれません。

 

実際は、そんなに簡単なはずはなかったですが(^^;)

 

若かりしあの頃、民間資格なら頑張れば取れるかもしれない!という期待を胸に、通信講座を
申し込みました。

 

自分でいうのも何ですが、けっこう根は真面目でコツコツ努力することは平気。

というか、おバカなので頑張ってやるしかないのですよね(>_<)

 

20年前に私が受験した試験は、レセプト(医療界の請求書みたいなもの)に特化した内容が
多かったと思います。

 

最終試験は、自宅で10枚(10問)レセプトを完璧に100点満点で作成しなくてはなりませんでした。

10問全て満点で合格という試験。

現在では、こんな試験の形はないでしょうね。

 

今思えば懐かしい思い出ですが、子育てしながら毎日空いた時間に勉強していたことは、働きだしてからも無駄にはなっていません。

 

むしろ、体系的な知識が身についた感じで、自分の自信にもなっています。

 

 

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資格取得は無意味?

 

実際働き始めて、勉強したことと合致すると「あ~、これ習った!こういうことだったのか~」とか「なるほど、こんなふうに計算されるのか~」とか感動するものです。

 

いろんなサイトで、医療事務の資格なんて無意味だとかいわれていますが、果たしてそうでしょうか?

 

資格がなくても全然問題ないのに、高い金額を払うのはもったいないなどと書かれたりしていますが、私はそうは思いません。

 

最初は仕事を覚えることで精一杯ですが、基本的な知識を持っているということはやっぱり違います。

 

新人さんを教えている時も、何かにつけて理解早いな~と思うし、意欲も感じるし前向き。

専門的な勉強をしてきていることは強みでもあり、信頼を得ることもできるでしょう。

 

慣れてくると自分の実力を試したくなることもあります。

仕事に就いてから勉強を始めたりスキルアップを目指したりと、資格取得に挑戦する人も少なくありません。

 

より専門的な仕事がしたい時にも、資格をさがします。

 

医療事務に興味があって、今から資格を取ろうかな~と思っているあなたには・・。

たとえ民間資格でも取得をオススメします。

あなたが目指す・なりたい医療事務なら!!

 

歯医者さんに勤めたいなら歯科の事務、薬局なら調剤事務、福祉関連に勤務希望なら介護事務など、これだ!と思う資格を選んで下さいね。

 

まだまだ悩んでいるいるあなたは、幅広く対応できる医科の資格が良いでしょう。

このあたりは医科の資格だけでも何種類もあるので、また別のカテゴリーで一つずつ説明しますね。

 

 

まとめ

 

民間資格の医療事務は取得しておいた方が良いのか?ということについて、私の見解を述べてみました。

 

もちろん資格がなくても医療事務として働けます。

医療事務の資格があれば、必ず評価される!とも限りません。

 

国家資格でもないのに・・と思われましたか?

 

それでも、基礎的な知識が身についているという事は、あなたの自信になります。

身につけたスキルは医療現場で活かされ、それを積み重ねていった経験が、又スキルとなって
自分のものになるのです。

 

私が資格を取った頃、そう20年も昔のこと。

「医療事務なんて資格も何もいらないから誰でもできるんじゃないの?」と知り合いから言われた時には、さすがにカチンときましたね~( ̄△ ̄;)ムッ!

 

民間資格であっても、学ぶことは大いにあります。

少なくとも、私は医療事務という技能が認められた「証」あかしを持っていること、資格を取って良かったと思っています。

 

あっ!!

私は決して、資格試験を主宰する団体の回し者ではないですよ(^∇^)アハハハハ!

 

医療事務の資格をぜひとも取りましょう!と言いたいのではありません。

 

これから学びたいと思われるあなたになら!!

まずは幅広い医科の学習から始めることをオススメします。

 

頑張って下さいね(#^.^#)

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~ハーティジム~ 医療事務のキホンを現役25年の私が伝授