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令和4年、スタートしましたね~。
明けましておめでとうございます。
本年も『ハーティジム』管理人のおばさん「くぅ」をよろしくお願いいたします。
って、もう遅い始まりですよねぇ(;^ω^)
まぁ今年も気ままな記事更新となるかもしれませんが、お付き合いくださいませ。
診療所に勤めている傍ら、そこでの新しい情報があればその都度書いていこうと思っていますので。
で、今日は個人的な意見と思い。
医療事務を目指そうと思われているあなたや、医療事務ってどうなの?と思っている方達に向けて書いてみます。
興味はあるけど、難しいとかきついとか大変そうなイメージがあるかもしれません。
誰でも続けられる仕事なのか、ぶっちゃけて思っていることを書いてみます。
クリニックの医療事務に興味あり、やってみたいな~と考えているあなた。
医療事務の仕事って本当のところはどうなの?と思っておられるあなたは、ぜひ読んでみてください。
詳しい仕事内容などについてはカテゴリーからどうぞ!
医療事務の仕事ってどうなの?誰でも続けられる?
私は診療所に24年も勤めています。
その間、全く「辞めたい」と思わなかったのかと聞かれると、そんなことはありません。
けど『好きこそ物の上手なれ』ということわざがあるように、やっぱり基本この仕事が好きなのです。
好きなことは一生懸命になるし、もっと知りたい・勉強したい・なんとかしたいと思うもの。
知らない間に日々自分でも努力しているのですよ~~。
そうしているうちに月日が経つと上達しているし、患者さんとのコミュニケーションも取れるようになっています。
続けられるかどうかは、医療事務の仕事が好きかどうかだと私は思っています。
どこの医療機関でも同じ?
医療機関には、そこのカラーがあります。
特に小さな医院はスタッフの人数も少ないので、馴染めないとイヤになってしまうかもしれません。
20代がほとんどの職場で、いきなり50代の後輩が一人入ってきた~とか。
逆に平均年齢が高そうなところへ、若い子が働き出したなど。
大人しくて控えめな性格の人が、テキパキ元気で動いている先輩とトーンが合わないとか。
もちろん上手くコミュニケーションをとって続けていける人もいます。
医療事務の仕事がしたくても、実際は人間関係で挫折することがあるのも事実。
でも、これどこで働いてもコミュニケーション能力は問われるでしょ。
医療界だけのことではありません。
医療機関では従業員同志だけではなく、患者さんとも接点があるしね~。
窓口で大きな声で、理不尽なことを主張される患者さんもいます。
約束していたことを忘れていたのは自分の方なのに、知らん!みたいな・・(笑)
採用するのは院長なので、それなりに職場のカラーに合わせて選んでは下さると思いますが、医療機関の下見はしておいた方が良いのでは・・と思います。
いくら、医療事務の仕事がしたい・好きなのに・・と思っても、毎日ストレスを感じながら何十年も働けないですよね。
けど、そういう私も我慢することはあったし、乗り越えなければならない場面も多々ありました。
なんて、大げさですけど(笑)
診療所での算定項目は、大きな病院のようにさほど多くはありません。
入力業務や会計、窓口応対などは何でもオールマイティにこなさなければならない職場。
ルーティン業務ですが・・。
医療事務の仕事は細かいことが多い反面、スピードと正確性が問われます。
ほぼ毎日同じような業務なのですが、診療所ではそれが多種多様。
2年に1度の点数改定に対応しながらも、それでも慣れれば何とかなるものです。
その職場の算定項目を重視して理解していくだけ。
先生の言われる指示に従い患者さんへ丁寧に対応していると、他に手が回らずスタッフ同士の伝達が言葉厳しく思うかもしれません。
忙しくなると、どうしてもそうなりがち。
新人さんは質問できない・わからない・ついていけないと感じてしまうかもしれませんね。
長く勤めていくと、先輩の性格や仕事ぶり・得手不得手も理解できるし、ひととなりも分かってくるものです。
やっぱり、ある程度のコミュニケーション能力は必要ですね。
医療事務の仕事ってどうなのよー?という以前に、まず人間関係の方が大事だったりして・・(^^;)
仕事内容としては、パソコンが少し使えるなら入力業務は大丈夫。
診療報酬点数について、職場で使用する項目を理解できたらOKです。
分厚い診療報酬点数早見表の点数を覚える必要もないですから・・。
どこの診療所も受付・入力・会計によって、レセプト(診療報酬明細書)を提出するという仕事には違いありません。
どこでも業務内容としては似たようなものですが、職場によって環境はさまざま。
医療機関のカラーに馴染み、事務の仕事が好きなら続けられると思いますよ。
医療事務はどうなの?って聞かれたら、私なら給料は安いけどね(笑)って答えます。
誰でもできますよ。
慣れるまで、ちょっとだけ頑張りましょう。
医療事務のイメージはどうなの?悪いの?
医療事務のスタッフって、どんな印象ですか?
ネットでは、
・低学歴でバカが多い
・医療従事者でもないのに偉そう
・医療事務なんて誰でもなれるのに変にプライドが高い
なんて、悪く書かれていたりするのを見かけたりします。
確かに医療事務って国家資格でもないし、誰でもできる仕事でしょう。
医療機関でイヤな目にあった人や医療事務の仕事をして辞めたいって思った方にとっては、悪く言いたくなるのもわかります。
診療所は、バツイチのおばさんの職場とか書かれていたりもしますから。
私も最終学歴高卒だし離婚経験者で、そんなふうに見られていたりするんだ~って思うと、ちょっと悲しくもなりますが・・。
せっかく医療事務になったのに、先輩にはきつく言われ仕事も丁寧に教えてもらえない・・。
なので、辞めたい・二度とこんな仕事したくないと感じる人もおられるのでしょう。
職場に馴染めなくてストレス溜まりまくり~とか。
忙し過ぎてきついのに、給料安すぎーなど。
でも、これ医療事務職が悪いわけではなくて、どこの職場でもあることだと思うのです。
たまたま、そこで働いていたスタッフと相性が合わなかったということ。
無資格(医療事務は民間資格)で未経験でも、ずっと続けて働いている人はいますから。
まだ今のところAIに仕事を代替されるとまではなっていないので、誰かが医療機関の窓口で働かなくてなりません。
医療事務の仕事がなくなる?と気になったら、こちらへ。
『医療事務の仕事がなくなる?AIによって将来が危ない職種?』
こんな記事も書きました。
バカと思われようが低学歴であろうが、誰かが医療事務として患者さんの応対をしなくてはいけないのです。
給料が安くても、私は働いて生活しなくてはならないですからね~(^^;)
事務の仕事がしたくて候補に医療事務があるのに、イメージが悪そうで悩んでいるなら検討の余地はあると思います。
医療機関によっては、働きやすい職場となり得るはず。
医療事務の仕事を美化するつもりもありませんが、やってみたいな~と思われたらチャレンジして欲しいと思います。
私の中では、決してイメージ悪くないですから・・。
まとめ
医療事務の仕事はどうなの?と尋ねられたら、大変だけど好きならやっていけるよーと答えます。
もちろん、医師や看護師の足元にも及ばない職種だとは思います。
医療行為のできない・たかが事務員でも、医療機関では会計と接客の専門家。
患者さんという関わる人達も多く医療界の情報も早くわかり、人生勉強にもなります。
何事も大変なのは最初だけって思いましょう。
どこの職場でも同じですからね(^^)
私も年をとってきて、マルチタスクな状況にあたふたしながら働いています。
一度に2つや3つの業務を言われるなんて、よくあることです。
レセコン入力している最中に電話がなったかと思うと、向こうから○○さ~んと声をかけられるとか。
窓口で会計対応しているのに、別の患者さんに横から質問され、同時に後輩から「あとでこれお願いします」と言われるなど。
みんなが忙しいときは、バタバタしているのが診療所の雰囲気(笑)
視野を広く持って、臨機応変に仕事をしないといけない現場でもあります。
今年も、ますます老体にムチ打って頑張っていかなくては‥と思っている「くぅ」なのでした。
なんだか年頭に好き放題・自由に書いてしまいましたが、今年は医療事務の仕事をしている方々と交流できたらな~と思っています(^o^)丿