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アレルギー検査の料金は保険がきく?医療事務からのお知らせ

この記事は約 16 分で読めます。

アレルギー検査の料金は保険がきく?

 

ヒノキ花粉のピークも過ぎ、花粉症のあなたは少しは落ち着いてこられましたか。

それともスギに敏感で、もうスッキリって感じだったり?

 

私も花粉症で、この時期は毎年、院長に薬を処方してもらいます。

どちらかというと、ヒノキなのかPM2.5なのか、毎年3月末からひどい気が・・。

 

で、このアレルギーって、いったい何に反応しているのか、どんなものに弱いのか知りたくなりませんか。

 

アレルギーの項目というのもさまざまあるのですが、

・これって保険診療でいけるの?
・自費で高いんじゃない?
・診療報酬点数で確認できるの?
・いったいいくらぐらいかかるの?

というお話しを、医療事務としてお伝えしようと思います。

 

花粉症ではなくても、子供さんが給食で控えなくてはいけないものとか、反応出てなくても気を付けた方が良いものとか知ることができるものね。

 

とはいえ、誰でも簡単に、この検査をしてもらえるのか疑問。

 

医療事務に関心のあるあなたが実際に勤務すると、そんな質問をされるかもしれません。

医学的なことがわからなくても、金額のことは知っておきましょう。

 

では、いきますよ~ (^o^)丿

 

 

 

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アレルギー検査の料金は保険が効くの?自費だったら高額かも

 

まず、アレルギーの検査は、どこの病院でもしてもらえるのでしょうか。

 

もちろん、内科でもできるでしょうけど、皮膚科や耳鼻科を受診します。

アレルギー科があれば、一番良いでしょう。

 

けど、うちの近くのクリニックでは、アレルギー科という看板をあげているところをあまりみかけません。

私は、内科で診てもらえましたよ。(って、勤務先ですが・・)

 

それより、病院へ行って保険がきくのか、そっちの方が心配ですよね~(^▽^;)

 

大丈夫。

ちゃんと保険はききますよ。

 

 

アレルギーって、そもそも何?

 

アレルギーという現象についてみていくと、よく出てくるのが「抗体」や「免疫」という言葉。

 

私は医師や看護師でもないので、医療の勉強をしっかりしたわけでもありません。

ですが、健康管理士という資格勉強をしていたときに学んだことを少々書いてみようと思います。

 

もちろん、簡単に・・(^▽^;)

 

 

アレルギーとは、体内に入ってきた異物に対して起こる反応。

 

身体の中に、ウイルスや細菌などの異物が入ってきて「抗体」というものが作られます。

 

そのウイルスや細菌などの病原体をやっつけようとするものが「免疫」。

ですが、この免疫反応が過敏に起こるとアレルギーとなります。

 

身体の中に入ってきた病原体を異物だと認識して、同じ異物がまた入ってきたときに、それを排除しようとするのです。

「免疫反応」とか「抗原抗体反応」ともいいます。

 

この反応が過剰になり、食べ物や花粉のようなものにも過度に反応。

これが「アレルギー反応」です。

 

本当なら体を守る反応なのに、逆に自分を攻撃するようなリアクションになってしまうなんて・・(>_<)

おかげで、私は毎年、鼻水やくしゃみに悩まされるわけ。

 

今回は、アレルギー検査の料金のお話しなので詳しくは書きませんが、ⅠからⅣのタイプがあるらしいですよ。

 

検査の項目ということからいうと、このアレルギーの原因となる物質が必要。

「抗原」とか「アレルゲン」という言葉になります。

 

血液検査の結果で見るスギやヒノキ、ネコ・イヌなど、これがアレルゲンという項目のことです。

 

 

アレルギー検査のアレルゲンのスギ

 

どんな症状?

 

ではでは、あなたはどんなときにこれってアレルギーかな?って感じますか。

アレルギーの症状がないのに、わざわざ検査しようとは思いませんよね。

 

私は、花粉症があって、春先には目がかゆくなり、鼻水が出てくしゃみも多くなります。

きっと花粉症だ~と思ってから、もう十年以上も経ちますが、そのときのアレルギー検査でも案の定、スギやヒノキにアレルギーがありました。

 

何か症状があったとき、何にアレルギーがあるのか調べるのに血液検査をします。

 

普段から何もアレルギー反応がないのに、念のため調べておこうという場合には、保険はききません。

 

たとえば、

・決まった時期に、目のかゆみやくしゃみ・鼻水が出る(私のように・・)
・肌が乾燥しやすく、赤くなったりかゆくなる
・大掃除や衣替えなどで、くしゃみや鼻水がでる
・特定の食物を食べた後に、じんましんが出たり腹痛がある
・ゼーゼー・ヒューヒューとした咳がある

など、アレルギーかも?と思える症状はけっこうありますよね。

 

ある植物や動物を触って出る反応もあったり。

私は花粉症の他に、パイナップルやメロン、キウィなどで口の中がガサガサ・ピリピリすることが・・(;^_^A

これもアレルギー反応ですよね。

あと、秋から冬の初めには軽い空咳が続きます。

 

何らかの症状があるのなら、クリニックで相談して保険で調べてもらえるのです。

 

健康診断のような形では保険がきかないということ。

 

 

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血液検査の料金はいくら?

 

それでは、医院でアレルギー検査をしたら、いったいいくらかかるのでしょうか。

医療事務の出番ですね~~( ̄ー ̄☆キラリ

 

もう一度書きますが、本来は自覚症状がない場合は保険がききません。

保険医療というのは、そういうものです。

 

保険がきかないときはどんな場合?については

自費診療に保険証は必要?病院で提示を求められるのはなぜ?

こちらの記事で、少し書いています。

 

 

アレルギーの検査も、希望するなら実費で採血は可能です。

でも今回は、あくまでも保険診療で検査したらいくら?ということで、診療報酬点数の計算に則って書きます。

 

先ほども書きましたが、アレルギーの原因となる物質をアレルゲン(抗原)というのでしたね。

この数によって、料金が変わってきます。

 

アレルギーを起こす原因は1つとは限らないので、1回の採血でいくつかのアレルゲンを調べることが多いです。

一度の採血、針を1回刺すだけで良いですもんね。

 

医療事務が診療報酬点数早見表のどの部分に注目するかというと・・。

これは、私も最初、どの項目なのかさっぱりわかりませんでした(;^_^A

 

『特異的IgE半定量・定量 110点』これです。

 

こんなの分かりますぅ?(笑)

あの分厚い診療報酬点数早見表のどこに該当するのか・・。

 

アレルギーのメカニズムの話しにもなるのですが・・。

アレルゲンが体の中に入ってくると、これをやっつけようと免疫グロブリンというタンパク質の一種が作り出されます。

 

免疫ブログリンは5種類ほどあるのですが、このうちアレルギー反応を起こすのがIgE。

ということで、このIgEという文字に注目してみつけてください。

 

この検査項目が、令和2年点数 110点となっています。

 

 

アレルギー検査の結果

 

○1種類

たとえば1~2月頃から鼻水がひどいので、スギというアレルゲンを1種類、採血で調べるとします。

 

・特異的IgE半定量・定量    110点

・血液採取(1日につき) 静脈          35点

・免疫学的検査判断料(月に1回)    144点

 

純粋にこの検査だけで、全部たすと289点となり、2890円(10割)です。

 

ここから、あなたがお持ちの保険証による負担割合によって清算されます。

私だったら、3割負担なので870円。

 

医療機関を受診してする検査なので、もちろんここに初診・再診料、加算点などあれば、ここに上乗せ。

 

ちなみに、うちのような入院設備のない小さい医院なら、初診の場合、初診料288点を加えて577点。

5770円(10割)の3割負担1730円となります。

 

1種類のアレルゲンを調べるときにかかる料金ですよ~。

 

 

○2種類以上

 

そうすると、アレルゲンの種類が増えれば、単純にその数だけ料金もあがっていくということです。

スギとヒノキ2種類なら

 

・特異的IgE半定量・定量     220点

・血液採取(1日につき) 静脈      35点

・免疫学的検査判断料(月に1回)    144点

 

399点、3990円(10割)。

検査だけで、3割負担なら1200円となります。

 

 

じゃー、このアレルゲンっていくつでも調べるられるの?って思いますよね。

アレルギーの原因となる物質って、けっこうな数の項目があるのです。

 

実は、この検査項目の算定には注意書きがあって

 

特異的IgE半定量・定量検査は、特異抗原の種類ごとに所定点数を算定する。
ただし、患者から1回に採取した血液を用いて検査を行った場合は、1,430点を限度として算定する。

令和2年診療報酬早見表

とあります。

 

そうなのです!

13種類がマックス(110点×13)、1430点まで。

 

で、これあくまでも算定基準、診療報酬点数のルールです。

もし、患者さんが15種類のアレルゲンを希望され、先生が必要だと認めたら、1430点で15種類調べられるということ。

 

まぁ、まず、そんな検査をする患者さんは、そうそうおられませんが可能です。

 

 

一度に多くのアレルゲンが調べられる

 

そこで、超お得な情報が・・(ー_ー)!!

って、まぁ、もうよく知れ渡っているかもしれませんがが、一度に33項目・36項目・48項目などセットにして何種類も検査ができるのです。

 

これは、その医療機関が提携している検査企業によってもちがうのでしょう。

 

アレルギー検査は39種類保険で

 

私がもらったパンフレット(画像)は、一度に39種類のアレルゲンが調べられますというもの。

サーモフィッシャーダイアグノスティックス株式会社が作成されたものです。

 

 

MAST33、View39というように、アレルゲンセットになっています。

もちろん点数は、1430点が上限なので、39種類調べてもらって、13種類分の料金でOK。

 

お得な感じがしますよね~~。

とはいえ、13種類分の検査料金は

 

・特異的IgE半定量・定量    1430点(110×13)

・血液採取(1日につき) 静脈      35点

・免疫学的検査判断料(月に1回)    144点

 

1609点で16090円(10割)。

3割負担の検査代のみで、4830円。

 

初診で、ざっと5700円くらいはかかりそうですね。

 

保険がきくと、39種類ものアレルゲンを5700円ほどで調べられます。

 

逆に、何のアレルギー症状もなく、ただ検査をして反応する物質を知りたいとなると実費。

 

自由診療では、医療機関が料金を個々に決められるので、尋ねてみられることをおすすめします。

うちでも、39種類なら2万円近くはかかりますよ。

 

 

アレルギー検査のアレルゲン

 

まとめ

 

冒頭にも書きましたが、ヒノキの飛散もピークを超えつつあるのに、私はまだ薬を内服中。

いまだに目もショボショボするし、PM2.5や黄砂などにもけっこう反応するし~(^^;)

 

今日は、アレルギー検査の料金は保険がきくのか・・というテーマで書いてみました。

 

医療事務なら、こういった問い合わせが電話でもあると思うので、参考になれば・・と思います。

 

患者さんにしてみれば、1度の採血で多くのアレルゲンを調べられるのは有難いですよね。

 

私が採血した頃は、まだそんなセット項目がなくて・・というかよく知らなくて、5種類くらいしか調べてもらえませんでした。

まぁ、症状を感じたのが花粉症かな?と感じたときだったので・・。

 

案外、調べたら、舌がザラザラ・ピリピリする果物にも反応があるのかもね~(;´д`)

 

何かアレルギー症状があって、検査をご希望のあなたや医療事務を勉強中のあなたへ。

令和2年の新点数で算定、料金を計算してみました。