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調剤薬局事務と登録販売者の違い。勤務先が同じならどっち?

この記事は約 10 分で読めます。

調剤薬局事務と登録販売者の違い

 

私は、小さな医院で働く医療事務員です(*´▽`*)

 

医院の近くには、調剤薬局やドラッグストアが割りと多くあります。

ここで働く事務員さんや病院に勤務する事務を、まとめて医療事務ということもあるのです。

 

調剤薬局に特化して勤務する人は、調剤薬局事務といわれます。

医療事務の一種だというわけ。

 

ですが、販売登録者という仕事は、薬局やドラッグストアで働ていますが、事務員ではありません。

 

ではでは、調剤薬局事務と登録販売者の仕事の違いは何でしょうか。

 

医療事務になりたいなぁ~と考えておられるあなたには、薬局に勤める調剤薬局事務の他に登録販売者という仕事もあるということをお伝えしておきたいと思います。

 

・医療機関で働く医療事務
・調剤薬局に勤務する調剤薬局事務
・ドラッグストアに勤める登録販売者

どの仕事があなたに合いそうでしょうか。

 

医療系の資格を取ろうかな~と考えているとき、参考のためにお読みくださいね。

 

医療事務を応援するサイトではありますが、同じ職場で働くかもしれないので、登録販売者という仕事についても書いていきます。

 

あなたに向いてそうな仕事はどれでしょうか。

 

 

 

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薬局で働く調剤薬局事務と登録販売者との違いとは

 

私の住む地域をざっと見渡しても、けっこうな数の調剤薬局があります。

それだけ院外処方が多いのかもしれませんね。

 

ドラッグストアも2・3あり、薬を扱っているところは数多くありそうです。

 

うちの医院のすぐ側にも調剤薬局があって、調剤薬局事務のスタッフが数名働いておられます。

 

同じように薬を扱う薬剤師は、大学で6年間の勉強が必要。

国家資格を取得しなければなりません。

 

調剤薬局事務とは大きく異なる点ともいえます。

 

私のように医院で働く医療事務と調剤薬局事務は、受付・入力・会計など共通の部分が多く、レセプト請求するという点は同じです。

 

 

調剤薬局事務の仕事内容については、

調剤薬局事務の仕事、医療機関で働く場合と違う役割とは?

こちらの記事で詳しく書いています。

 

調剤薬局事務は、院外処方箋の処理をしてレセプト請求、患者さんの応対や入力業務、保険証の確認など薬剤師のサポートをしているのです。

 

 

 

登録販売者という資格

 

医療事務のサイト「ハーティジム」では、初めて登場した登録販売者(笑)

 

比較的新しい資格で、平成21年から認定開始されました。

一般用医薬品販売に携わる仕事です。

 

 

事務職ではない

 

登録販売者は事務職ではありません。

受付事務とは違い、薬剤師に似ているような感じです。

 

薬局に勤務する調剤薬局事務は、医薬品に関することには携われません。

もちろん、薬剤についての説明もできないし調剤もできないのです。

 

処方に関しては薬剤師にもできません。

処方は、あくまでも医師の仕事です。

 

調剤薬局事務は、医療事務というくくりの中の仕事。

受付や請求業務が主で事務員です。

 

それに対し、登録販売者は医薬品を扱うことでき、説明もして販売することができます。

 

 

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国家資格か民間資格か

 

数年前、私も興味があって「登録販売者の資格、取ってみようかな~」なんて思ったことがあります。

 

医療事務は民間の資格。

 

おバカな私は国家資格たるものに憧れ、登録販売者という職種を調べたのでした。

なんだか、国家資格というものに憧れがあったんですよね~。

 

そうしたら、登録販売者は都道府県知事が認定する国家資格だったのです。

 

栄養士や准看護師などと同じように、厚生労働大臣の交付ではない国家資格。

 

医療の現場で少し働いた経験から、医薬品のことなら有利かも・・なんて思ったり。

もともと、医薬品の卸会社で働いていたという点からも、薬についてならなんとかなるのでは・・なんて甘い考えもちらほら(笑)

 

病院で働く医療事務、薬局に勤務する調剤薬局事務、介護施設で仕事をする介護事務。

ドラッグストアで頑張る登録販売者というのも、選択の余地ありなのでは?

 

何と言っても、国家資格ですから・・(笑)

 

 

難易度や受験資格

 

とはいうものの、難易度が高いと手も足も出ませんよね~(^^;)

それでも、私は医療事務が登録販売者に転職できるのか?なんて考えていました。

 

ですが、その頃はまだ、薬局に何年か勤めていなければならないという受験資格が必要だったように思います。

 

薬局勤務の経歴がないと受験ができなくて、医療事務を辞めてドラッグストアで働くという選択に勇気が出ませんでした(笑)

 

というか、医療事務が性に合っていたし、自宅からも近く、融通のきく働き方ができていたから。

 

何より働きやすい職場だったので、登録販売者をめざすことを諦めた経緯があります。

 

でも、もし今あなたが、何か医療系の仕事を・・と思っておられるのなら、登録販売者もありかもしれません。

 

 

合格率は、都道府県により差はありますが、40~50%ぐらい。

実務経験や受講必須科目、年齢制限などの受験資格も必要ありません。

 

医療機関や医薬品関係の仕事に就くことは、大学を卒業していなくても可能です。

私は、高卒の医療事務のおばさんですから(^▽^;)

 

私のような小さな医院で働く、医療事務の仕事内容については

個人病院の受付の仕事内容。窓口で患者さん応対だけが業務?

こちらの記事もよく読まれていますので、よろしければ、どうぞ(*´▽`*)

 

ただ、登録販売者は試験に合格して資格を取ったとしても、2年間の実務がないと一人前とは認められないようです。

 

独り立ちして医薬品を販売できるようになるのに、2年間の経験を積む必要があるということ。

 

私が興味を持った頃では、受験する前に実務が必要だったのに対し、今は資格取得後に実務経験が2年間あることというふうに変わったといえるのでしょうね。

 

 

調剤薬局事務と登録販売者の仕事

 

 

まとめ

 

調剤薬局事務と登録販売者は、事務員か販売員かの違いではないでしょうか。

 

同じような薬局やドラッグストアに勤務しますが、調剤薬局事務は医療事務、登録販売者は薬剤師に近いといえます。

 

国家資格でもある登録販売者は、一般医薬品の中の第2類・第3類の薬を販売・説明できるのです。

 

医師の処方による薬剤については、薬剤師の仕事となりますが、その事務のサポートは調剤薬局事務の出番(^^)

 

登録販売者は医薬品の販売という専門的な資格が必要ですが、医療事務は資格がなくても働けます。

 

調剤薬局事務は民間資格、登録販売者は医薬品登録販売者ともいわれ国家資格です。

 

調剤薬局事務の資格は自宅受験などもあり、取得しやすいといえます。

登録販売者については、国家資格ではありますが難易度はそう高くないでしょう。

 

私でも、頑張れば取れそう・・と思えるくらいですから(^▽^;)ナンチャッテ

ちょっと、おこがましいですかね・・。

 

医療事務の仕事は医療機関だけではなく、調剤薬局でも活躍できる仕事。

 

やればできる! って、ティモンディ高岸かぁ~~って(;^_^A

どこで働くにしても、お互い頑張りましょう。

 

登録販売者は事務ではありませんが、参考になればと思い、今日は記事にしてみました。