スポンサーリンク

胃カメラと大腸カメラは同じ日にできる?検査の体験談と感想

この記事は約 16 分で読めます。

胃カメラと大腸カメラは同じに日にできる?

 

突然ですが、あなたは定期的に検診を受けておられますか?

 

年を取ると、身体のメンテナンスは必要になってくるものです(^^;)

私は、特に心配症なのでマメに検査をしています。

 

今回も、少し胃腸の調子が悪く、気にすればするほど「癌かもしれない・・」なんて
不安になってきて・・。

 

胃カメラと大腸カメラを一緒に検査してくれる医療機関をさがしました。

定期健診というわけではなく、なんとなく自覚症状があったので保険扱いで・・です。

 

けど、この胃カメラと大腸カメラを同じ日にしてもらえるのでしょうか。

お願いしても、以前はあんまりやってもらえなかったのですよね~。

 

医療事務としては、ひょっとして同時算定が無理なのかも・・なんて思っていました。

 

今日は、先日、自ら胃カメラと大腸カメラを同じ日に検査してきたので、実際の様子と感想にについてお伝えしていきます。

 

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

胃カメラと大腸カメラは同じ日にできるの?

 

私・・、胃があんまり丈夫じゃなくて、けっこう胃が痛いとか消化不良みたいな感じのときがあるのです。

 

先生に胃薬を処方してもらうことも、しばしば。

今回も、11月初め頃から薬を飲んでました。

 

前回の胃カメラから一年半もたっていたので、検査でもしようかな~と思っていたのです。

いつものように「癌やったら、どうしよう~~」っていうことで(笑)

 

で、ふと最近、便が細くなったり軟便だったり回数も多く、お腹のほうも気になってきました。

 

前回の大腸検査は3年前です。

ポリープ切除をしてから、もう3年も経過していました。

 

この際、胃カメラと大腸カメラを同じ日にできたら、一日で済むのになぁ~なんて。

何回も仕事を休まずにいけるし・・。

 

で、近場の新しいクリニックで、胃カメラと大腸カメラが同じ日にできます!と書いてあるサイトを見つけたのです。

 

2つの検査を一緒にしてもらえる医療機関が、近くにできてラッキーでした。

 

 

それぞれのカメラ検査、過去の様子

 

けど、カメラの検査って、できたらあんまりやりたくないですよね~(^^;)

 

平気な人もおられるでしょうが、私はあの管が体の中に入っていくと思うと、緊張してドキドキするから苦手です。

 

胃カメラでは、えずいておられる患者さんもいます。

 

アッ、「えずく」ってわかります?

「嘔吐く」吐き気をもよおすことですね~。

「おえっー」「げぇー」ってなること。

 

検査前の筋肉注射も痛いし、喉の麻酔も苦いし、胃の運動をおさえる薬も美味しくないし・・。

 

うちのスタッフなんかは、自分の胃の様子をモニター越しにじっくり見るとか・・。

私にはちょっと不可能です(^▽^;)

 

そこまで心の余裕がありません。

目つぶってます。

 

最後まで、必死に耐えていますから・・(笑)

「おえっー」ってならないように・・。

 

 

大腸カメラにしても、腸の中で管がムニュムニュ動くのがわかると言う、私の友人。

めちゃくちゃ痛かったという知り合いもいます。

 

私は・・といえば。

過去3回の大腸カメラは、セデーション(鎮静剤)のもとで検査したので、全く意識なし。

 

帰りは、もうフラフラで家に戻るといった感じでした。

意識朦朧( 一一)

 

「麻酔してもらうから、痛みもなく心配ないよ~。」とよく聞く、あの状態。

 

点滴で鎮静剤を入れるので、本当に眠っている間に、知らないうちに終わっていて起こされます。

 

もちろん、ポリープを切除してるなんてのも全然わかりません。

 

大腸カメラをしている間は痛みも気持ち悪さもなく、ある意味、検査自体は楽な印象でした。

 

ここまでは過去の検査のお話し。

 

 

スポンサーリンク

 

胃カメラと大腸カメラの検査を一日でした体験談

 

けど、今回は、初めてのクリニック。

やっぱり緊張しました(笑)

 

しかも、胃カメラと大腸カメラを一緒の日に検査というのも初めて。

先に大腸の検査からで、続けて胃カメラでした。

 

大腸の検査のときには、もうご存知かもしれませんが、前処置というものがあります。

便を全部出して、お腹の中を綺麗にしておかなくてはならないのです。

 

検査前の食事の内容にも気を配って、下剤も飲みます。

消化の悪いものは避けて、前日・当日と薬を飲むわけ。

 

私は、最近、便もゆるく回数も多かったので、前日の薬は不要と言われました。

便秘症の人は、いろいろ大変そう・・。

 

前日は検査食もあるので、ご自身で食事制限が難しそうなら使うのも手ですね。

 

私は、いつものことなのですが、前日はほとんど食事をしないようにします。

味噌汁のお汁だけとか、コンソメスープ、食パンの白い部分だけ、豆腐、おもゆとか・・ね。

 

なぜなら、当日の下剤で綺麗にならないときに追加で飲む薬や、もし便が残っていてきちんと大腸の様子が見られなかったらショックだからです。

 

胃カメラのときに、前日の食事を遅く取ったり、消化の悪いものを食べていて、残渣物できっちり見られなかったという患者さんもおられます。

 

残っていた物の下に、ひょっとしたら癌があったかも・・なんて洒落にもならないし・・。

後悔しそうでしょ( ̄▽ ̄;)

 

まぁ、最近の大腸カメラ検査での下剤は優秀で、規定の量で大腸の中はきれいになるみたいですが・・。

 

当日の下剤といえば、あの約2Lの薬剤を時間をかけて飲むのですよ~。

大腸検査の下剤については、もう随分と認知されてきていて、2L飲むというのは知っておられますよね(^^;)

 

まずは、吐き気止めの錠剤を飲みます。

 

それから、以前の3回の検査ではムーベンという薬剤を2L、院内で飲みました。

午前中に、ひたすら飲んじゃトイレへ行くという繰り返し。

 

数名で限られたトイレへ向かうには、タイミングがずれると便が漏れそうになります(爆)

 

 

今回は、モビプレップという薬をもらって帰ってきて、当日の9時から自宅で飲み始めました。

 

コップ約1杯の薬を10~15分かけて、ゆっくり飲みます。

 

トイレは一人で独占できるので、気持ち的にも楽でした。

もう、最後の方は便座に座りっぱなし(笑)

 

ほんと、経験した人なら分かると思いますが、便と言っても水です。

便なのか尿なのか、わからなくなります。

 

透明な便・・と言っても水ですが、シャーシャーになればOK。

 

モビプレップは上手くいけば、1.5Lぐらいでいけそうです。

 

まぁ、コップ2杯の薬剤・コップ1杯の水というふうに飲むので、実際は2L近く飲んでることになりますが・・。

 

前日もほぼ絶食状態だったので、早々に便は水状になってました。

 

味の方は、ムーベンはポカリスエットに近い感じ。

モビプレップは、しょっぱい感じなのですが梅の味がします。

 

しっかり味がついていて、濃い梅ジュースみたいな感じでした。

けっこう口の中に味が残るので、水は口をゆすぐような意味合いでも、ゴクゴク飲めます(笑)

 

モビプレップの味は、好き嫌いが分かれるようですが、苦手な人は苦労されてるみたいです。

私は初めてでしたが、嫌いな味でもなくて普通に飲めましたよ。

 

もちろん、飲んではシャーでしたが・・(;^_^A

 

 

大腸カメラの前処置

 

 

検査は午後からだったので、便が綺麗になってからも、しばらくは自宅待機。

まぁ、その間も水状の便が何度か出ますが・・。

 

予約時間にクリニックへ向かい、検査着に着替えます。

紙パンツをもらえるのですが、穴の開いてる方がうしろ(笑)

 

検査室に入ると、又、100ccくらいの薬を飲みました。

胃カメラのための前処置ですね~~。

 

うちの医院では、白い泥っとした液体を少量飲みます。

これは消泡剤というもので、胃の中の泡を消す薬(ガスコンドロップ)です。

 

今回は紙コップ一杯ほどの薬で、ガスコンドロップ・プロナーゼと炭酸水素ナトリウムいう粘液除去剤を内服したということになります。

 

胃カメラだけなら、消化管の動きをおさえる鎮痙剤(ブスコパンやグルカゴン)という注射をするときもあります。

 

今回は鎮静剤使用のため、点滴だったから注射はなかったのですね~。

あのブスコパンという筋肉注射は、けっこう痛いんですよー(^▽^;)

 

胃カメラだけなら、ここでキシロカインという表面麻酔剤を喉にスプレーするとか、ゼリー状のものを喉のあたりに含みます。

 

私の場合は、大腸カメラと一緒だったので、この時点で表面麻酔はまだ。

 

血圧や酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)を付けて、点滴をしながらの検査の開始。

 

 

ですが、以前のように意識がなくなることもなく、なんとなくボーっとはしてるのですが、完全に麻酔が効いているような状態ではありません。

 

明らかに過去の検査とは違いました。

 

ところどころ覚えていないところもあるのですが、おなかが痛かったことは記憶にあります。

 

大腸カメラから胃カメラへ移るとき。

喉にキシロカインスプレーをされたことは覚えています。

で、なんとなくえずいていたような気もするぅ~~(笑)

 

看護師さんが背中をさすってくれていたような覚えもあるような・・。

いや、あります。

背中のぬくもりが・・、看護師さんの優しさが・・。

 

全くの知らない間に、検査が終了していたわけではありません。

うっすらとことの成り行きが分かるような感じ。

 

「辛かったら、鎮静剤を入れていくので言ってくださいね~」とも言われましたが、言えるタイミングもなく・・。

きっと声など出せないのではないでしょうか(;^ω^)ナンチャッテ

 

一度経験すると、次回は前よりも多めに鎮静剤をしようしてもらえるように申し出ることはできそうですね。

 

まぁ、うちの経験者スタッフは、セデーションなしで検査するらしいのですが、いや~尊敬します。

 

検査終了後は、1時間ほどゆっくりして、結果を聞いて帰れました。

同じ日に2つの検査をして結果まで伝えてもらい、一日で済んだのは働いている人にとっては助かりますよね~。

 

 

結局、今回は大腸も胃も特に異常はなかったし・・。

ポリープもなかったようです。

 

 

(。´・ω・)んん~~?

けど、まだなんとなく胃があんまりよろしくないのは、どうしてなのか・・気のせい?

 

何もなかったのだから、安心は安心。

癌ではなかったぁ~~( ´ー`)フゥー...

 

 

 

おわりに・・

 

ということで、私の長ぁ~~い一日は終わったのでした。

 

有給休暇をもらい、気になっていた検査ができて気持ちはスッキリ。

心配事がひとつ減りました。

 

大腸カメラと胃カメラを同じ日に検査。

 

同日に一緒に検査も可能で、検査も2つとも保険点数がきっちり算定されていました。

当たり前ですが・・(^^;)

 

医療事務としての診療報酬点数や費用については、

胃カメラと大腸カメラの費用はいくら?保険扱いでも高いの?

こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

 

今日は、個人的に胃カメラと大腸カメラを同じ日に検査した話しを日記にしてみました。

 

カメラの検査はいろいろ前処置が大変ですが、自宅で下剤を飲んでもいい病院を個人的にはオススメします。

 

医療機関によっては、同時にされないところもあるでしょうから、まずは問い合わせをしてみてくださいね。

 

鎮静剤(セデーション)のもと検査してもらえれば、痛みや苦しさは軽減されますから・・。

 

一日がかりの検査になるかもしれませんが、一日で済むメリットはあります。

 

アッ、検査でポリープを切除して病理検査もしたとなると、結果は数日かかるので再受診が必要です。

そのときは、後日結果を必ず聞きに行ってくださいね。

 

 

内視鏡検査をやったことのないあなた。

一度はしてみてもいいのではないでしょうか。

大腸がんや胃がんの早期発見にもなりますから・・。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
医療事務つれづれ日記
シェアする
くぅをフォローする
~ハーティジム~ 医療事務のキホンを現役25年の私が伝授