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医療事務は男性でもなれる?小さい医院の募集は女性だけ?

この記事は約 9 分で読めます。

医療事務は男性でもなれる?

 

医療事務の男性って、小規模な医院では見かけないよね~と思いませんか?

 

大企業などの総合受付には、TVドラマでもよく見ますが若くてキレイなお姉さんがいます。

 

診療所の窓口には、若い人ばかりとまでは言いませんが(笑)女性スタッフが受付しているのがほとんど。

窓口以外に数人いる他のスタッフも女性が多いです。

 

小さな病院には男性の医療事務は少ないと言わざるを得ません。

そんな中、医療事務に興味を持たれる男性もいるはず。

 

本日は

・男性の医療事務の需要ってあるの?

・医療事務は女性にしかできない仕事?

・小規模医院で男性の医療事務員は働くことができるの?

このような疑問にお答えしていくような内容で書いていこうと思います。

 

 

 

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医療事務は男性でも働けるの?

 

私が勤める医療機関は、入院施設のない個人の小さな医院。

医療事務スタッフは4人ですが、他に男性が1人います。

事務長です。

 

個人の医院は、けっこう家族ぐるみで経営されている場合もあって、男性が身内の1人だということもあります。

 

私が時々受診する眼科や歯科・産婦人科の受付は、全て女性の医療事務員。

産婦人科や美容皮膚科などには、逆に男性の医療事務員がいると違和感すら感じますよね(^^;)

 

 

大きな病院には男性の姿も・・

 

では、大きな病院ではどうでしょうか。

 

先月、ちょっとした目の手術をするために行った大学病院。

ここの初診受付(外来受付)や会計の窓口、それぞれの科の受付はほとんどが女性でした。

 

男性が全くいないというわけではありませんでしたが、大部分が女性です。

受付の奥の方にチラホラ男性スタッフをみかけたり、相談員という男性のスタッフがいたりしました。

 

アッ!

思い出しました。

 

うちの近くにある中堅クラスの病院で、男性が外来受付にいたことを!

ベッド数が200床くらいある病院ですが、脳神経外科でかかったことがあります。

 

そこでは、受付窓口に数名の男性医療事務スタッフがいました。

 

そうなのです。

こんな感じで大きな病院には、男性も医療事務として勤務しています。

 

小さな医院やクリニックではあまり見かけない男性の医療事務員も、大きな病院では働くことができるのです。

 

医療事務員は女性でなければならないということはありません。

町の小さい医院の受付窓口が女性というイメージが強くあるから、男性の医療事務がいないという印象があるだけです。

 

 

医事課の男性医療事務

医事課に所属の男性スタッフ

 

大きな病院では、医療事務員は事務部門の医事課というところに所属します。

 

医事課は外来受付に近い場所にあって、患者さんに関するさまざまな事務処理をしているのです。

受付されてから会計までのパイプ役ともいえるでしょう。

 

月初には、医療事務の要でもあるレセプト(診療報酬明細書)請求業務に携わります。

 

女性の医療事務のように表立って窓口業務をするのではなく、男性は医事課として業務をこなしていることも多いのです。

もちろん、外来受付窓口で勤務していることもあります。

 

大病院の医療事務は分業化が進んでいるので、男性もいろいろなエリアで仕事をしているのです。

外来受付や会計窓口などだけが、医療事務の仕事ではありません。

 

病棟・入院を専門に担当したり夜間救急の当直など、大病院では個人の小さい医院にはない業務があります。

 

特に、救急病院などは夜勤や当直に男性の医療事務員は重宝されるでしょう。

夜に働きづらい女性の家庭事情や防犯の面でも、男性の方が期待されることが多いのです。

 

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男女雇用機会均等法ということもあるので、あまり男性だから女性だから・・といいたくはないのですが、私も頼りになる男性医療事務員はいて欲しいなと思っています。

 

・高齢の体格のいい患者さんに介助が必要な時

・モンスターペイシェントへの応対時

 

モンスターペイシェントとは、自己中心的で理不尽な要求をされる患者さんや、その家族などのことです。

 

私は暴力などを受けたという経験はありませんが、暴言は今まで幾度かありました。

 

受付窓口で大声でクレームを言う患者さんに対しても、女性よりも男性が応対してくれた方が円滑に運ぶと思います。

 

体格のガッシリした足腰が少々弱っている患者さんなどを誘導する時、どうしても介助が必要な場合も、力仕事は男性がいてくれたら助かるな~と感じていたり(^^;)

 

個人の小さい医院でも、男性の医療事務員さんがいてくれたら心丈夫だと思うこともきっとあるでしょう。

まぁ、うちには事務長さんがおられますが(^^)

 

実際のところ、個人のクリニックなどはもともと医療事務員の数自体が少ないので、男性の雇用は少ないのです。

 

だからといって、男性が医療事務をあきらめる必要はありません。

女性よりは狭き門となっているかもしれませんが、男性も必要です。

 

病院の正社員は新卒の大学卒業の募集が多く、管理職をめざすこともできます。

将来は経営分析や、院内の仕事だけではなく外部との連絡・交渉業務もあるでしょう。

 

余談にはなりますが、医事課には他に総務や人事・経理などの事務職もあります。

病院の事務だからといって、全てが医療事務といわれる仕事ではないわけです。

 

このあたりは、病院勤務の正社員募集でも医療事務なのかの確認は必要!

医療事務になりたい男性は、応募される時には気を付けて下さいね。

 

 

〈まとめ〉

 

いかがでしたでしょうか。

男性でも医療事務は必要、男性に有利な業務もあるということがお分かり頂けましたか。

 

小さな医院の受付窓口には女性の医療事務が働いていて、男性の需要はないのかも?と思われていたあなた。

 

たしかに個人のクリニックでの募集はないかもしれません。

男性の医療事務は、身内や縁故が多いでしょう。

 

医療事務をめざす男性のあなた!

女性と比べると狭き門になってしまうかもしれませんが、大病院への就職は可能です。

ぜひ頑張って下さいね(^^)

 

男性の医療事務も活躍できる場所はあります。

大学病院や総合病院へ行かれたら、男性医療事務員を探してみて下さい。

きっと活躍されているはずですから・・。