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医療事務を辞めたい理由。試用期間中の退職ってありなの?

この記事は約 16 分で読めます。

医療事務を辞めたい理由

 

ハイ! 「くぅ」ですヽ(^o^)丿

医療事務として診療所で働いてきて、24年目に突入しました。

 

今まで、医療事務を辞めたいと思わなかったのかといえば、そんなことはありません。

 

いや~~、私の場合はちょっと違うかな(;^ω^)

 

医療事務の仕事は嫌いではないので、別の医療機関でも働いてみようかな~と考えたことはあります・・といった方が正解なのかも・・。

 

もう仕事が辛くて悩んで、医療事務を辞めたいと思ったことはないのです。

 

でも、職場に行くのも億劫で一日も早く辞めたいと感じている人達がおられるという話しも、なんとなく耳にして知っています。

 

実際のところ、うちでも今まで事務スタッフが定着しない時期がありましたから。

 

 

今日は、医療事務が仕事を辞めたいと思う理由について考えていこうと思います。

 

辞めたいときって、もう煮詰まってるし早く退職したい気持ちでいっぱいになっているでしょう。

 

使用期間中でも退職できるのか、就業規則に書かれてあるルールも合わせてみていきますね。

 

 

 

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医療事務を辞めたい理由とは?

 

初めて医療機関で働いたとき。

別の病院で少しでも勤めたことがあるという場合でなければ、本当の根っからの新人さんですよね。

 

そして、大きな病院か小さなクリニックか、この違いでも業務内容が違うので医療機関の雰囲気は変わります。

 

思い描いていた医療事務の仕事ではないかもしれません。

 

私は診療所勤務なので、当時のことを思い出して書いてみます。

 

 

小さな医院での仕事

 

いや~、もう20年以上も前のことで、記憶が鮮明というわけではありませんが・・(笑)

 

もし、強烈に辞めたい!といった感情があったのなら忘れるわけはないですからね~。

 

医療事務の資格を取って、数か月後にパートで働きだしたので、正真正銘の新人さんです。

使用期間が数ヶ月(期間は忘れちゃいました・・)ありました。

 

メモを片手に緊張していたことは覚えています。

仕事内容は、トップの医療事務の方が教えてくれました。

 

まずは、紙カルテの保管場所を理解して、来院された患者さんのカルテ出しからです。

 

保険証の情報を把握しておかなくてはなりませんでした。

 

資格取得の勉強で少し理解できてるところがあったので助かったわけです。

これが、何も知らずに資格取得の学習もしたことがないのであれば、話しは違います。

 

少しは勉強していても、次から次へと患者さんがやってくるとテンパってしまいますから。

 

クリニックによって、一日の患者さんの人数がそう多くなければ対処もできるでしょうが・・。

うちは結構な人数でした。

 

待合室がいっぱいになることもあったり、2時間近く待ち時間があるときも・・。

 

当時は院内処方だったので、薬を確認して窓口で渡すパターン。

レセコン(レセプトコンピューター)に紙カルテの内容を入力したり、患者さんの症状を聞いたりなど、他にもすることがたくさんありました。

 

大きな病院とは違い、受付と精算が一つの窓口なので、もう大変。

電話もかかってくるし、患者さんからは質問もあるし・・。

 

そう。

もう事務所内はフル活動なわけです。

 

スピーディーに業務をこなし、バタバタしています。

 

そんな中、新人さんを指導するのですから・・。

そりゃ、新人さんも圧倒されますよね。

 

小さな診療所では事務員が数名なので、丁寧な説明ができなかったりします。

いっぱいいっぱいになると、声がけもきつく聞こえるかもしれません。

 

待ち時間が多くなると患者さんからもクレームが入るし、常にスピード感をもって仕事をしていることになります。

 

私も当初、時間内では教えてもらうことが不可能だったレセコンの入力方法は、時間外に教わりました。

 

全ての業務内容を診療内で教えるのは難しいのですよね~。

 

こんな状況ですから、新人さんも遠慮して聞きたいことも聞けず、何も教えてもらえないとなるのでしょう。

 

スピード感と正確さも追求されるし、覚えなくてはいけないことが細かくて多いのも事実です。

 

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慣れれば大丈夫なのですが、マイペースでおっとりしたタイプの人には、もしかしたら苦痛かもしれませんね。

 

それまでに、新人さんは短時間の仕事量とスピード感に圧倒されるのでしょうけど。

医療事務の仕事は、思ってる以上に大変なのです。

 

 

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人間関係やコミュニケーション

 

新人さんは誰も、こんなことまで医療事務がするのか~なんて驚かれることもあります。

看護助手とも思えることもしたりするところもありますから・・。

 

それでも、医療事務になりたい・医療事務の仕事がしたいというあなたなら、続けられるとは思います。

 

ただ、そこに先輩や院長と馬が合わないと、これまた辞めたいという理由の一つになるでしょう。

 

どこの職場でもあるのかもしれませんが、人間関係は複雑。

 

誰しも完璧な人間ではないのですから、間違いもあれば・・覚えるのに時間がかかることもあります。

 

先輩スタッフは何も教えてくれないとか、怖くて聞きづらいとか同じことを何度も聞けないとかね。

 

何回言ったらわかるの?、同じこと何度も言わせないで!って思われているのではないかと気を使っちゃうわけ。

 

新人さんも新人さんで、初めての職場はドキドキ緊張しているもの。

先輩もあんまり厳しくせず、分からないところを聞いてあげれば良いのですよね~。

 

お互いに言葉数が少なくて、陰で悪口を言うようなことは避けて欲しいところです。

 

まぁ、さすがに1年も経って覚えてないとなると、イラっとくる先輩もあるでしょうが・・。

 

仕事の内容によっては、毎日の業務ではない年に数回ぐらいしかないことも出てきます。

 

そんなことは、現役の私でも・・あれ?どうだったっけ?なんて忘れていることもあったり・・。

これは年齢のせいで、もの忘れかもしれませんが・・(;^_^A

 

私でも、自分でまとめたノートで再確認することもあります。

 

分からないことや覚えきらないことは、先輩に尋ねてみましょう。

案外、先輩も復習になったりしますから(笑)

 

私は、基本仕事に関しては、一人のスタッフだけではなく全員に向けて話します。

申し送りのような感じで・・。

 

みんなで共有して、新人さんはこんなことがわからないのだな~って知ってもらえるしね。

 

まぁ、小さな医院ですから、声を発するとみんなの耳にも届きますが・・。

丸く輪になって、医療事務スタッフが一致団結みたいな感じです。

 

プライベートにはあんまりズカズカ入ってはいきませんが、自分のことはかなり喋ります(笑)

 

心を開けば、相手も話しやすくなるかな~と思っているので・・。

で、逆にあんまり喋ってもらえなくて撃沈することもありますが _| ̄|○

 

あー、なんだか医療事務についてとはかけ離れてきました( ̄▽ ̄;)

 

 

人間関係については、職場のスタッフの雰囲気があるので、どこの医療現場も同じとは言い難いわけですが・・。

 

仕事には厳しくてもプライベートで話すと面白い先輩とか、雑談を全然しない先輩とか、まぁいろいろおられるでしょ。

 

うまくコミュニケーションが取れない人達ばかりだと、医療事務を辞めたいと思っても仕方がありません。

 

もちろん、少々の努力や自分から話しかけていくことで仲良くなれるものですよ。

 

そんな数日で意気投合とはいかないかもしれませんが、相手を知るには声をかけ合うことだと思っています。

 

 

どうしても辞めたい・続けられない

 

人間関係で引っかかってしまうと、これも又、精神的苦痛で辞めたい理由となります。

 

もう、これは無理せず辞めてしまっても良いでしょう(-_-;)

オススメしているわけではありませんが、身体がもちません。

 

普通は、退職の2週間前なら辞めたいと申し出られます。

試用期間中であってもです。

 

けど、まぁ実際は次の医療事務を見つけたり、引継ぎやらですぐにはOKとはいかないでしょうが・・。

 

これ法律では一応、退職はいつでもできるのですよね~。

 

医療機関とトラブルにはならないって絶対とは言えませんが、一身上の都合となれば仕方がないわけ。

 

2週間前に申し出れば辞められるということですから。

 

ただ、就業規則などで〇ヶ月前までに申し出るよう決められている場合は、問題になるかもしれません。

 

でも、うちでも新人さんが1~2回の出勤で、そのまま来なくなったという例が昔々にありました。

どんな契約だったかは知り得ませんが、まだ私が若かった頃の話しです(笑)

 

きっと、医療事務の仕事はこんなに大変なんだーと思ったのでしょう。

スタッフと性格が合わないとかいうほど働いてもいなかったですし。

 

派遣会社での勤務については詳しくは知らないので、注意して下さいね。

働く期間についても、もっと厳しいルールなどがあるかもしれませんので。

 

私個人的には、医療事務の仕事が大変でイヤになるとか、辞めたいほどスタッフともめるなどということはありません。

恵まれていたのかもしれませんね。

 

まぁ、ちいさな不満や不服、人間関係についても全くないわけではないですが・・。

 

どこかで発散して、すぐ忘れて、少しはお気楽にして、仕事に又集中するといった感じです。

 

どうしても辞めたいときは、試用期間中でも可能となっています。

 

私の経験上で、小さな診療所での話しになってしまいましたが、大きな病院に勤務すると又違うでしょう。

 

多くの細かい業務をするのではなく、一つのポジションで仕事をこなしていくこともあります。

そして、医療事務のスタッフの人数も比べものにならないほど多いでしょう。

 

仕事内容や人間関係、医療事務にも勤務先によって、さまざまな悩みがあるかもしれません。

 

けど、医療事務の仕事を嫌いにはなって欲しくないなぁ~と思う「くぅ」なのです。

 

 

まとめ

 

医療事務を辞めたいと思ったことが一度もないのかと言えば、嘘になります。

それは医療事務がイヤで嫌いだからではありません。

 

私の場合、もう少し収入面で多い職業につけたら・・という感じです(^▽^;)

まぁ、何のとりえもないので、取得した医療事務の資格で働けているのですから有り難いこと。

 

でも、もっと給料の良い医療機関があるのかも・・とか、診療所のような医療機関ではなく、もっと大きな病院で経験を積んでみたいとか、そんな理由が私にもありました。

 

大変な仕事で全くついていけない、先輩がいやだ~みたいなことではありません。

 

性格的に「何くそぉ~~」ってタイプなので、絶対見返してやる~みたいな感じで、途中で諦めることはあんまりないわけです(笑)

 

まぁ、運よく初めて勤めた医院で、続けたくない・辞めたい理由がなかったからですが・・。

 

初めて医療事務として勤めたときの辞めたい理由は

・業務内容が細かくて多い、スピードも求められてついていけない
・人間関係がうまくいかず、精神的に苦痛

この2つが多いのではないでしょうか。

 

しいていうなら、医療事務の給料は安い、もっと収入が欲しいというのもあると思います。

 

たとえ仕事が大変だったとしても、スタッフ間のコミュニケーションが取れていれば、フォローもできます。

 

やっぱり、人間関係は重要ですよね。

 

一度でも現場を経験すると雰囲気はつかめると思うので、あなたに合った医療現場をみつけるというのもあり。

 

スタッフ間だけではなく、院長やその夫人とも上手くいかないというのもあるらしいですから( ̄▽ ̄;)

 

医療事務がイヤではなく、たまたま勤めた医療機関が合わなかったのかもしれないですし・・。

 

あなたにも医療事務として頑張って欲しいと思います。