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は~い!
医療事務のおばさん「くぅ」です(^^)
20年も個人の小さい医院で医療事務として働いています。
・医療事務に興味があるな~
・医療事務員を目指して勉強してみようかな~
と思われているあなたは、まず資格を取った方が良いのかな?と考えたりしませんか。
資格を取るための学習をすれば、なんとなく医療事務の業務内容がわかるでしょう。(全てではないですけどね・・(^^;)
実際に働いた時にも、理解力は早いと思います。
勉強だけなら誰でも自由に、好きに始めていいわけです。
でも、せっかく一生懸命勉強したのですから、資格試験を受け実力を試して、合格したあかつきに認定証をゲットできたら自信にもなりますよね。
では、この医療事務資格の受験資格って何か規定があるのでしょうか?
今日は、そんな医療事務資格の受験を考えているあなたに、最初に思う「学歴って
関係あるの?」という疑問について書いていきますね。
医療事務資格の受験に学歴は重視される?
医療事務に興味を持って勉強し始めたあなた!
よくよく考えたら、勉強はしたものの医療事務資格の受験って条件はなかったんだっけ?なんて、焦っていませんか。
高校中退なんだけど・・、中卒なんだけど・・、大学卒業していないよ~なんて学歴について心配されているかもしれません。
医療事務資格は国家資格ではない
まず初めに言いたいのは、医療事務の資格というものは国家資格ではないということです。
それじゃ、民間の資格なんだし誰でも受験できるよね?と思いますよね。
それは・・、結論から言うと、はい!できます。
多くの医療事務資格の受験に、学歴は関係ありません!
国家資格取得にだって「行政書士」や「宅地建物取引主任者」など他にも、受験資格に学歴不問といわれる資格があるくらいですから。
ほとんどの医療事務資格の受験については、学歴が左右するということはないのです。
誰でも受験は可能ですが、もちろんそれなりに勉強しなくては合格できません。
医療界の独特なルールを覚えてから受験しましょう。
中卒・高卒でも試験は受けられる
それでも、医療関係と聞くと難しそう、中卒や高卒だから・・と思いますよね。
大丈夫です。
悩む必要などありません。
私も高校までしか卒業していないですから(^^;)
だれでも受験できるし、合格もできます。
私は20年ほど前に、通信講座で1年ぐらいかけて勉強し資格を取得をしました。
とはいっても、医療事務としての証明・認定証が手に入ったという感じですが・・。
国家資格では、大学を卒業しなくては受けられないというものも多くありますが、医療事務は「そんなの関係なぁーい!」です。
オッパッピー♪ アッ・・すみません・・古かったです(^▽^;)
受験については学歴が関係ない資格なのですから、どなたでもチャレンジできます。
世間からは、医療事務の資格なんてそもそもないし、取っても意味がない!なんていわれがちですが、私は勉強して良かったと思っています。
資格に価値があるかないかなんて、それは自分で決めることだと思うから。
学習した過程に満足しているだけといわれるかもしれませんが、現場では役立つことも多いのです。
高卒の私がいうのもおこがましいですが、病院と名の付く求人に有名大学卒業の人が
採用されても続かないなんてこと、よく耳にします。
大学を卒業しているから、医療事務として立派にやっていけるともいえないわけです。
医療事務の求人も学歴不問?
あっ!!
医療事務資格を受験する時の学歴についてでしたね~~。
なんだか、医療事務員としての学歴みたいになって、熱くなってしまいました(;^▽^)ゞポリポリ
せっかくですから、受験のときの学歴ではなく、就職についての学歴にも少しふれてみます。
資格受験に関しては学歴は必要ありませんが、せっかく取得した技能で本当に仕事ができるの?という疑問もあるでしょうから・・。
これ案外、求人についても学歴不問という場合があります。
もちろん、中卒と大卒の人が応募されたら、知識や能力のある方が医療現場では求められるかもしれません。
とくに大病院での正社員は、学歴重視の傾向があります。
私の勤め先のように小さなクリニックでは、学歴より人柄を見られることも多いわけ。
熱意やパワーですね。
個人の病院に、大学を出て企業へ就職といった感じで働くことは少ないでしょう。
けど、たしかに中卒で・・となると不利な点もあるので、専門的な技能証明を手に入れたり、自分を磨いて人となりをアピールすると良いですよ。
資格受験についての例外もある
では、また資格受験の際の学歴に戻ります。
先ほどから、医療事務資格の受験資格は学歴の制限はほぼないとお伝えしてきましたが、ただ一つだけ学歴に近い条件のある場合があります。
それは、資格の種類によって一定の講座や学校を修了していなくてはならないということです。
もちろん、高校や大学といった学歴は不問。
多くは誰でも受験可能なのですが、講座修了が条件という資格もあるわけです。
医療事務の勉強を始めようと思われた時に、学歴を気にする必要はありませんが、資格受験の時の指定講座条件はチェックした方が良いです。
医療事務という資格はもともと存在しないので、まずは資格の種類を決めることから始まります。
この種類については、
こちらの記事を参考にしてくださいね。
そもそも医療事務資格を取るには、主宰している団体が行っている試験を受けることになります。
主宰団体によって資格の名前(種類)が違うので、よくチェックして受験を決めましょう。
資格の中には、
・その団体が指定した学科や学校を終了していること
・2級を合格しなければ1級は受験できない
・実務経験が必要(まれです)
などいう細かい条件もあります。
中卒であっても高卒であっても、資格によってはこの条件だけはクリアしていなくては、受験さえできないというものもあるわけです。
医療事務の資格はバリエーションが豊富なので、何もわざわざ受験条件付きの資格に執着しなくても良いんですけどね・・(^▽^;)
まとめ
このように、医療事務資格を受験するための条件は、学歴を含めそんなに制限はありません。
大学を卒業していなくては受験できないというわけでもないし、専門学校を卒業していなくてはならないなんて決まりもないのです。
医療事務は、数多くある資格の中から選ぶこともできるのが魅力。
学歴を気にせず、まずは合格率の高い資格から受験されてはいかがでしょうか。
なかには、現役の医療事務員でさえ難しいといえる資格もありますから(^▽^;)
そう考えると、大学を卒業されている知識の多い人が有利なのではなく、特殊なスキルが必要だともいえます。
医療事務資格の試験は、レセプト(診療報酬明細書)作成がメイン。
これから医療事務の勉強を始めて、試験の合格まで目指すことは、学歴に関係なくスタートラインは皆同じだということです。
学歴だけで合格不合格が決まるというわけではなく、いかに専門性の高い学習を理解できたかによって認定されるのです。
医療事務資格の受験資格に、学歴は不問だということ。
あなたも自信をもって頑張って下さいね(*^^*)