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医療事務は点数を覚えるの?資格を受験する時と現場での違い

この記事は約 10 分で読めます。

医療事務は点数を覚えるの?

 

医療事務のおばちゃん「くぅ」です(#^^#)

医療事務の勉強をしようかな~と思い始めたあなた。

 

病院で働くのに資格を取らなけらばならないなんて思っておられますよね。

医療費の計算は難しい知識が必要なのでは?とか。

 

だって、診察代の計算はスーパーの商品のように、誰もが値段を把握できるようにはなっていませんもんね。

値札が付いてるわけではないから~(笑)

 

でも、診療代に関しても、実は決まった金額があるのですよ。

 

それが診療報酬点数。

医療機関での診療行為に対して、それぞれ点数が決められているのです。

 

そんな点数を医療事務は全部覚えるの?という不安をお持ちではありませんか。

 

あなたが資格を取ろうと勉強を始めると、この点数をみることが多くなります。

 

問題を解くのに、この点数を覚えてなくてはならないのか、ちょっと不安。

 

そんなあなたのために、本日は医療事務が点数を覚える必要があるのか、現場の業務と資格取得のための様子を書いてみます。

 

 

 

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医療事務は点数を覚える必要があるの?

 

医療事務に興味を持たれて勉強をしたり、クリニックに勤めると必ず目にするのが診療報酬点数。

 

20年以上も働いているのだから、点数を覚えているのなんか当たり前だと思われていませんか。

 

アーーーっは(>∀<;)

実は、全部の点数なんか覚えていません。

覚えるなんて無理です。

 

エッ?

それは、おばさんだから覚えられないだけ・・ですって。

 

まぁ、それも一理あるかもしれませんが・・( 一一)

あっー、そんなことはないです。

 

診療報酬点数は、その点数本が分厚いことからも分かるように数多くありますから。

 

 

医療現場ではどうなってる?

 

覚えてない?

とはいえ、医療事務にとって、点数は切っても切り離せない項目。

 

患者さんが知らなくても、医療事務なら当然に把握しておかなくてはいけない診療費の内容は、点数によって計算されます。

 

全てを覚える必要はなくても、勤務先の医師の診療行為に対しては関心がなくてはならないのです。

 

というか、小さな医院であれば、ある程度の診療行為や処方される薬なんかも決まってきます。

 

毎日仕事をしていると、自然と頭に入ってくるものです。

覚えるという以前の話し。

 

・どんな医療行為にその点数が該当するのか
・どれが患者さんから診察代金としてもらえるものなのか

分かりづらいこともありますが、そこは現場での経験でわかるようになります。

 

ただ、患者さんから支払ってもらえる代金の取り忘れのないように注意することが大事。

 

スーパーだったら、カゴの中の商品の金額を全部レジで打つでしょ。

最後に、カゴの中に一つ商品が残っているのが発覚したら追加するように・・。

打ち忘れたものがあれば、追加して代金を頂く。

 

医療事務もカルテに書かれてあることから、これ以上算定できるものはないか確認しなければなりません。

 

支払ってもらう診療費の計算については、ほとんどが昔に比べて楽チン♪になっています。

 

現在では、医療行為の内容さえ分かれば、レセプトコンピューターに入力するだけで点数がわかるようになっているのですから。

 

医療事務が点数を覚えるというのは、ほとんどないと言っても過言ではありません。

 

 

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資格取得のときはどう?

 

いくらレセプトコンピューターを見れば点数がわかるといっても・・。

どんな診療行為を入力すれば良いのか理解できていないと、点数の確認すらできません。

 

もちろん、れっきとした診療報酬点数本でさがせば良いのですが(^^;)

なんせ細かい字で書かれてあるし、多くの診療行為の中から見つけ出すのは大変です。

 

コンピューターでできるのなら、そうしたいもの。

ですが、これ資格取得の勉強であったり、受験のときにコンピューターを使うかといったらそれはありません。

 

医療現場で使うコンピューターは、一般に使うパソコンではなくレセプトコンピューターや電子カルテといわれるもの。

 

試験会場で一人一台使えるというものでもないし、在宅受験の場合でも自宅のパソコンで見られるというものでもないのです。

 

 

では、やっぱり、資格取得のときは点数を覚えることが前提?だと思いますよ(^▽^;)。

 

それは・・、現場でのお話しでも書いたように、全ての点数を覚えるというは無理なのです。

おばさんだからというのは、横に置いといて(笑)

 

だって、2年に1度点数改正というものもあるのですよ。

その都度、覚え直します?

もちろん、全ての点数が改正されるわけではないのですが・・。

 

試験だって、変更がある度に新点数での算定になります。

ほんと、この点数計算は大変で重要なのですよね~。

 

患者さんから頂く診察代、医療機関の収入という両方のことが点数に絡んでくるのですから。

 

医療事務は国家資格でもないから、簡単で楽な仕事だと思われるかもしれませんが、プロ意識を持って点数を算定しましょう。

 

あ~(;´∀`)」なんだか、ちょっと横道にそれちゃいました。

 

資格を取ろうと思われているあなた。

受験のときも、点数を全て覚えるのは難しいでしょ?!って、私が決めつけるのも変ですが(笑)

 

試験のときも、診療報酬点数本を見ながら、診療行為をさがし算定していきます。

もれなくですよ。

 

まぁ、いわば、時間内にどれだけ早く点数本からさがし出せるかです。

 

もちろん、よく試験に出そうな点数を覚えることができればベスト。

覚えられなければ、付箋でも貼ってページを早く見つけられるように準備しておきましょう。

 

点数は覚えなくてもOKですが、診療報酬点数の書かれてある早見表は使いこなしておくと良いですね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

医療事務は点数を覚えるの?という疑問は解けましたか。

 

私のように、小さな医院に勤めていると、把握しておかなくてはいけない点数の量も少なくなります。

 

点数を覚えるというより、自然に頭に入ってくるような感じです。

 

でも、大きな病院では、科もたくさんあり入院だってあります。

それぞれの診療行為も多くなり、知っておかなくてはならない点数もいっぱい。

 

点数を覚えることより、カルテを読めることや算定できる項目を見つけられるような力が必要だと思います。

 

丸暗記することもありません(笑)

無理です(^▽^;)

特におばさんには・・シツコイ・・(>_<)

 

試験勉強のときは、いろいろなパターンのカルテを見て、点数本のどのあたりに算定項目があるのか、そちらの方を覚えましょう(^_^)

 

医療事務が全部の点数を覚える必要はないと思いますよ。

現役の医療事務ですら、全部の点数を覚えているなんてことはないのですから。

 

もちろん、よく使う項目や医師がよく行う診療に対しての点数は、覚えておいた方が良いのはいうまでもありません。

少しでも暗記できているなら、試験には絶対有利です。

 

実際の現場ではコンピューターで点数は算定でき、試験では診療報酬点数の早見表より見つけ出します。

 

点数を覚えるのがプロではなく、カルテから算定できる項目を見つけ出せるかが大事なのです。

診療行為に対して、医師や看護師以上に・・。

 

頑張ってくださいね(#^^#)

応援しています。

 

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