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医療事務員「くぅ」ですヽ(^o^)丿
今晩は「ストロベリームーン」といわれる満月が見られるそうですね。
6月の満月をそう呼ぶそうですが、いちごのようにピンク色のように見えるわけではないみたい(笑)
ストロベリーの収穫時期に見える満月という意味だとか。
満月をいろいろなネーミングで呼ぶのって、なんとなくおしゃれですよね。
そう考えると、ネーミングって私達のあだ名にしても、親しみを感じるような気もします。
ちょっと気になる男子の名前を呼び捨てにするのはおこがましい~なんて思っているけど、あだ名が「ひろき」とかだったら普通に呼べたりね。
あ~、「ひろき」というのは何の関係もありませんよ。
というか、冒頭から何の話しだか・・(≧∇≦)アハハ!
そうそう、薬のネーミング!
医療事務になったら、毎日、薬の名前を目にするわけです。
電子カルテやレセプトコンピューターへの入力は数多く、医師でも薬剤師でもないのに、自然と薬名は覚えてしまいます。
よく似たややこしい名前もあり、薬の名前を見間違えると入力ミスにつながるので要注意。
医療事務とって、薬名は覚えやすいネーミングにしてくれると助かる~というものです。
ということで、本日は、薬剤についてなるほど~と思ったことやおもしろい由来、医療事務になって知った薬のネーミングについてお話ししようと思います。
息抜きがてらに読んで頂けたら・・と思います(^^)
医療事務は思う・・薬のネーミングは覚えやすくして欲しい
あなたは、もう医療事務の勉強を始めていますか?
レセプト(診療報酬明細書)を作成するときには、ほとんど薬剤の点数を計算することになります。
学習中のときは、それが何の薬なのか、どんな病名のときに処方される薬剤なのか見当もつかないはず。
実際に勤務するようになると、毎日のようにカルテを見るわけで、薬名を目にすることになるというものです。
私のように、20年以上も勤めていると、うちのような小さい医院で使う薬なら、ほぼ何の薬だか把握できるようになります。
それでも、新薬が出たりジェネリック(後発品)があったりで、薬を覚えるのは大変。
ネーミングが覚えやすいものだったら、忘れないのにね~~(^▽^;)
面白くて印象に残りやすいネーミング
薬のネーミングでインパクトがあるのが、CMでもよくある小林製薬ではないでしょうか。
医療事務でなくても、記憶に残り覚えやすいネーミングになっています。
お子さんがおられるあなたなら、「熱さまシート」や「のどぬ~る」って、聞いたことありませんか。
熱を冷ますためにおでこに貼るシート、喉に塗る薬、単純だけと聞くとどんな薬かピンとくる感じですよね。
他にも「ガスピタン」や「サカムケア」など。
お腹の張りにたまったガスをピタンと止めるとか、さかむけやあかぎれ等のケアに・・、なんてどんな薬が想像できます。
「アンメルツヨコヨコ」とか、ずいぶん昔からあった商品じゃないですかぁ~。
私は、肩こりのない人なので使ったことはありませんが、一度聞いたら忘れられないネーミング。
ダジャレのような面白いネーミングだと覚えやすものです。
ほんと、おばさん・・いや、おじさん・・オヤジギャグ(笑)
このあたりの薬は、薬局やドラッグストアで、いつでも手に入ります。
小林製薬の薬はなかなかインパクトがあり、薬剤以外でもいろいろあって探すと楽しいですよ。
病院で処方される薬
私が医療事務になって、初めて面白い・覚えやすい・なるほど~と思ったのが、ヨーデルという黄緑色の薬。
便秘薬なんですが、よく便が出るように・・、大便がよう出るようにヨーデル。
なんとなく関西弁のような気がしたのは私だけでしょうか(笑)
これは、患者さんと薬の話しになったときに、間違わず「便は出ていますか?ヨーデルが便秘のときの薬・便を出す薬ですよ~」と言えます。
覚えやすいネーミングで助かりました。
二つ目はガスコンという薬。
胃や腸の中のガスを取り除く薬剤で、ガスをコントロールするということから考えられたネーミング。
まぁ、関西人の私はガスが来ない・来なくなる・・ガスが来ん!で、ガスが溜まらなくなる薬。
っで、ガスコンだと勝手に思い込んでいましたが(笑)
睡眠薬のマイスリーでは、私の眠りということで、マイ(My)スリープ(Sleep)からのネーミング。
痛み止め・鎮痛剤のカロナールでは、痛みが取れて軽くなることからきているとか。
まだまだ数えきれないほど、薬の名前の由来って、面白いものがあります。
薬の勉強会のときにも、そんなネーミングについて聞くこともあったりで、なかなか興味深いものです。
こんなふうにインパクトがあると、覚えやすくて間違いも減るでしょ(^^;)
最近ではよくある配合剤も、2つの薬名を合わせてネーミングされていたりするので、まぁ比較的覚えやすかったりします。
例えば、糖尿病の治療薬で、スーグラとジャヌビアの合剤がスージャヌ配合錠。
カナグルとテネリアの合剤がカナリア配合錠であったりね。
けど、最近ではこの配合錠の数も多くなってきて、2種類の高血圧薬、高血圧薬と高脂血薬の合剤とか、ほんとごちゃごちゃになってきています。
おまけに、ちまたでよく聞くジェネリック医薬品もたくさんあって、薬名は本当に覚えきれません。
ジェネリックについては、又、別の記事で取り上げようと思っています。
医療事務が、先生の処方される薬を全て理解しなくてはならないということはありませんが・・。
知っていて損はないでしょう。
ただカルテを見て入力する場合と、どんな薬か何の薬かを把握しているのとでは、間違いも減るし患者さんの質問にも対応できます。
医療事務が答えても良いことを、窓口ですぐ伝えられれば、混雑の緩和にもなるし待ち時間も少なくなるしね。
できれば、長いネーミングではなく短くて簡単に頭に入る名前でお願いしたいと思っています(笑)
まとめ
今日は、私が医療事務になって、薬のネーミングって面白いものがあるんだな~と思っていたことを書いてみました。
いかがでしたでしょうか。
書き出すと切りがないので、少しだけの紹介としました。
ネーミングによっては、何の薬だかすぐにわかるようなものは助かります。
現場では毎日けっこうな数の薬を入力するので、名前は自然と覚えていくでしょう。
どんな薬か少しは知っていると役に立つし、患者さんとのコミュニケーションも取りやすくなります。
医療事務は薬剤師ではないので、薬を充分に把握する必要はありません。
でも、私は何の薬が処方されているのか分かっている方が良いと思っています。
案外、高齢の患者さんはご自身の薬を分かっていなかったりします(^^;)
これ何の薬?だとか、これは血圧の薬ですよ~と言っても知らなかったり・・。
いざという時、すぐに答えられるようにネーミングと一緒に覚えてみましょう。
何事も好奇心を持って、興味を持つことによって、面白かったりします。
笑っちゃうようなネーミングもありますけどね~~(^▽^;)