スポンサーリンク

医療事務はスピードが大事。実はけっこう疲れちゃう業務内容

この記事は約 9 分で読めます。

医療事務はスピードが大事?

 

医療事務歴20年の「くぅ」です(^^)

今日もほんと疲れました。

 

いやいや年のせいでしょ?って・・。

まぁ、それは否定できないかもしれませんが(^▽^;)

 

でも、医療事務の仕事ってけっこう疲れるんですよ~。

事務職なのに・・、肉体労働じゃあるまいし・・なんて思いますよね。

 

机に向かって作業するだけなら、それだけに集中すれば良いのです。

 

ですが、医療事務員の目の前には患者さんがおられます。

特に、私のように個人の小さい医院で働いていると、受付窓口と待合室は非常に近い距離です。

もたもたしていたら、それこそまだかまだか・・というような雰囲気になります。

 

大事な保険証を預かったり、会計での金銭のやり取りなど気をつかうことも多いのに・・。

患者さんをお待たせしないように、業務はスピーディーにしなければなりません。

 

医療事務の仕事は、正確さとスピードが必要。

あなたがもし医療事務になりたいと思われているのなら、肉体労働並みに疲れるかもしれないと覚えておきましょう(笑)

 

本日は、医療事務の仕事はスピードが必要で案外疲れるよ~ということについて書いてみます。

 

医療事務あるあるの一つです。

私の医院に勤める経験をもとに、ちょっとした業務内容についてもお伝えしていきますね。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

医療事務はスピードと正確さが大事

 

医療事務として働き始めて、もう20年以上。

地域に根付く小さな医院に勤務しています。

もちろん、入院設備もありません。

 

大学病院などの大きな病院とは比べものになりませんが、古くからかかりつけとして通われる患者さんも多くおられます。

 

冬場ともなると、風邪で来られる患者さんも増加。

予防接種や健康診断、インフルエンザが流行りだすようになると、待合室もいっぱいになります。

 

体調が悪くて来院されてるのはわかっているのですが、待ち時間も少なくありません。

医療事務員もなんとか作業を迅速に行い、少しでも早く帰宅して頂こうと努力はしています。

 

 

そう、医療事務の仕事はスピードが必要なのです。

もちろん、間違いなく正確に処理はしなくてはなりません。

 

いくらスピードが速くても、結局間違いが発覚すると出戻り。

余計に時間がかかっちゃうのです。

 

せっかく窓口から「○○さん」とお呼びしても、また「もう少しお待ちください」みたいなことに・・。

これでは、患者さんからクレームが出るかもしれません。

 

でも、でも、ここで言わせてください。

20年以上も医療事務として働いていて、言い訳なんてするな!とはいわずに・・(^^;)

 

町の小さな医院では、待合室の一角に受付窓口がひとつ。

ここで、患者さんの受付、精算、電話対応、問い合わせの応対も全て行います。

 

一度に何人もの患者さんが来院されると、それはもう大変。

会計中の患者さんがおられようと、われ先にと受付の順番を取ろうとする人もおられます。

 

別の患者さんの応対中でも、横から質問される方も・・。

もちろん、別のスタッフが対応しますが、皆それぞれ持ち場での作業もあります。

 

 

スポンサーリンク

オールマイティにこなさなければならない業務内容

 

・窓口業務(受付、精算)
・コンピューター入力
・診療補助

これらをメインにこなしながら、電話対応・患者さんのお問い合わせに返答・他の持ち場のフォローと臨機応変に助け合っているわけです。

 

小さな医院では、緊急事態も起こります。

救急で患者さんを他院へ送ることもあったり、ご家族と連絡を取ったり・・。

予防接種に来られた患者さんには、問診票や体温計を渡し説明もします。

 

医療事務の要の仕事、レセプト(診療報酬明細書)請求だけが業務ではないのです。

 

それぞれの持ち場で、みんなが正確にスピーディーに業務をこなしていかなくてはなりません。

間違いのないように、何度も点検をしながら・・。

 

それでも、医療事務ももちろん医師でも看護師でも、人間ですから間違いもあります。

あってはならないことですが・・。

 

診療行為や薬が多い・ややこしい・複雑となると、処理にも時間がかかってしまうのです。

そんな患者さんばかりが続くと、医療事務歴20年の私でも焦ります(^^;)

これでもか~と次から次へと、診療録(カルテ)が流れてくるから・・。

 

スピードを優先すると間違いも多くなります。

医療事務の新人さんがテンパるのもよくわかります。

 

でも、患者さんが多くて忙しいのは、どこの持ち場・部署も同じなのです。

 

落ち着いて、なおかつスピード重視でいくしかありません。

スタッフ全員で、間違いがないのかチェックし合うしかないのです。

 

医療事務員同士のコミュニケーションをしっかり取るということ。

長く勤めている医療事務ばかりだと、お互いの性格も分かり、気をきかすことや阿吽の呼吸で仕事ができるようになります。

 

それでも患者さんが多くて忙しいときは、診療後、みんなで「疲れたぁ~~」と言い合っています(^▽^;)

緊張していた気持ちが一気に解き放たれるような感じ。

ヘロヘロになっていることもあります(笑)

 

どうか、患者さんもイライラせず、おおめに見てくださいと言いたくなったり・・(^^;)

まぁ、私も逆の立場だったら「何やってるんだろう・・」と思わなくもないですが、医療事務の気持ちはわかるつもりです。

 

ほんと疲れるぐらい、いっぱいいっぱいでやってますから・・。

窓口応対から診察、入力業務が終わってから精算まで。

 

日々の仕事は、患者さんのために不愉快な思いをさせないように、案外スピードは大事だと痛感しています。

医療事務の仕事って、ヘトヘトになるような仕事?!なんですよ~(笑)

 

 

疲れる業務内容

まとめ

 

いかがでしたか。

 

このように医療事務の仕事は、スピード重視。

患者さんをお待たせしないようにです。

確実に・正確にということも忘れず・・。

 

あなたが初めて医院に勤めたら、めまぐるしく働く先輩たちを見て、何もできず唖然とすることもあるでしょう。

最初は、作業スピードにビックリするかもしれません。

 

初めは誰でも同じ。

ついて行けなくても当たり前です。

医療事務の細かい作業とスピードには驚くでしょうね。

ベテランでも疲れるのですから・・。

 

ゆっくり確実に業務は覚えていってください。

汗をかく肉体労働ではありませんが、常に緊張した状態で仕事をしています。

 

医療事務をめざされるあなたも、勤務初日からひょっとしたら、ドッと疲れがでるかもしれません。

これも作業に慣れてきたら、少しは充実感に変わってくると思いますよ。

 

スピーディーに業務をこなせるように、日々頑張っていきましょう。

私も、老体にムチ打ってがんばってますから・・(^▽^;)