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医療事務はナース服が制服?看護師と同じで間違えられない?

この記事は約 9 分で読めます。

医療事務のナース服

 

医療事務員4名・看護師2名の個人医院で働いて20年。

その間、スタッフの制服は幾度か変わっています。

 

うちの医院では基本ナース服と呼ばれるものを着用していて、看護師と事務員は色違いです。

 

大学病院などの大きな医療機関と診療所で比べてみても、医療事務が身につけている制服は違っています。

 

・医療事務の制服ってどんなの?
・ナース服を着るの?

こんなふうに医療事務を目指すあなたは、どのような服装をすれば良いのか心配になったり、どんな格好で仕事するのだろうと悩んでいたりしませんか。

 

本日は、そんな疑問にお答えしましょう(^_^)

医療事務になりたいな~と思われたあなたにも、将来どんな制服で働いているのかイメージできるかもしれないので書いてみますね。

 

 

 

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クリニックの医療事務はナース服を着るの?

 

うちの医院は、入院施設もない個人の医療機関です。

就職した20年前に、制服は医院から支給されました。

 

それ以降、何度かモデルチェンジはしていますが、いつも変わりなくナース服。

洗い替えと合わせて、毎回2着もらえるのです。

 

制服のポケットには、資料となる自分用の小さいノートやミニタオルハンカチ・ボールペン・シャーペン・リップ・マウススプレーなどいろいろ入っています。

 

このボールペンで自分の制服を汚しちゃったり、印鑑やスタンプ台で色をつけちゃったりと、案外汚くなっちゃうのですよね~。

 

えッ!

おっちょこちょいの私だけですって(〃^∇^〃)ゝエヘヘ.

いや、事務全員で「そろそろ制服汚れてきたよね~」みたいな感じで話しています。

 

やっぱりスタッフが汚れたり破れたりしているユニフォームを着ていると、患者さんからも不潔に思われるでしょ?

清潔感のあるスタッフ、不信感をもたれない着こなしが大切だと思っています。

 

仕事着は毎日着るものだし、けっこう汚れたりもするので、先生に「そろそろ新しいユニフォームを・・」とお願いするわけです(^▽^;)

 

個人の医院だからなのか、うちがアットホームからなのかわかりませんが、まずスタッフがカタログから次のナース服をいくつかピックアップ。

 

カタログを持って来てくれる薬品卸会社の担当者に頼んで、サンプル(見本)があればお願いします。

 

色合いや生地の感触などもわかるし、先生にも実物を見てもらい相談しながら決定。

 

看護師は看護師間で、汚れ具合を見ながら新調しているし、ひょっとしたらスタッフみんなで決めるなんて、こんな医院少ないのかもしれませんね(^▽^;)

 

ロッカーでナース服に着替え

 

医療機関によって違う制服

 

では、うちのように医療事務は必ずナース服を着るの?といえば、そうではありません。

制服は医療機関から支給されますが、ナース服だけではないのです。

 

入院施設などがある大きい病院では、受付業務をする事務員と診察業務に携わる看護師に分かれています。

 

医療事務はブラウスにベスト・スカートという事務服が主流です。

看護師とは違って、ナース服ではありません。

 

個人の医院などは、私服の上に白衣を羽織るというパターンもあれば、うちのようにナース服を着る場合もあります。

 

まれに、ブラウスにベスト・スカートという事務服を着用している医院もありますが、これは私なりの解釈によると・・。

 

医療事務でも、先生の助手・作業補助という業務をするかしないかだと思っています。

 

診察室内の業務を全くせず、窓口受付対応のみという場合は事務服なのかな~と感じているわけです。

 

町のクリニックや医院の診察室で、診療している最中に事務服を着たスタッフが同じ空間で仕事しているなんてないでしょう。

 

看護助手的な仕事をする人は、やっぱりナース服を着用しているように思います。

 

2種類のナース服

 

私が今まで通ったことのある歯科医院。

歯科衛生士の人が受付を兼任されているようなところは、もちろんナース服です。

 

窓口・電話対応だけされている医療事務は事務服を着ていて、ナース服ではありません。

 

近くの眼科では、ガウンタイプの白衣を着ておられました。

そうそう、調剤薬局事務でも同じように白衣姿のスタッフを見たことがあります。

 

 

制服は医療機関のカラー。

 

病院によってそれぞれだとは思いますが、うちの医院のように受付業務も先生の作業補助や看護助手のようなこともするような場合は、ナース服が多いでしょう。

なぜなら、受付窓口でじっと座ってする作業ではないから。

 

待合室まで行って患者さんの介助をしたり、診察室内での作業補助や看護助手などをしたりと事務服では動きにくいことも多いのです。

 

私が勤め始めた頃のナース服はワンピースでしたが、今ではパンツルックになったりもしていて、動きやすいユニフォームになっています。

 

 

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事務服じゃないと困ること

 

ですが、こうなると患者さんからは医療事務員だとは思われません(>_<)

「看護師さ~ん」と呼ばれることもあるのです。

 

少しでもその違いが分かるように、うちの医院では看護師がブルー系、事務員がピンク系のナース服を使用しています。

でも、そんなの患者さんにはわかりませんよね~~(^▽^;)

 

心の中では「看護師さんと呼ばれても、そんなすごいことできないよ~」と思っていますが(笑)

 

そこは、スタッフ間きちんと連携しているので、事務員でわからないことは看護師にヘルプします。

 

基本、受付窓口あたりに居るスタッフが医療事務員、処置室に居るのが看護師です。

 

事務員の私達は最初からナース服なので違和感なく働いていますが、患者さんにしてみれば本当分かりにくいかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

医療事務の制服とはどのようなものなのか、イメージが湧きましたでしょうか。

 

医療機関の規模によって、ナース服を着ているのか事務服を着用しているかの違いがあります。

 

大きな病院の医療事務は、ブラウス・ベスト・スカートの事務服。

ジャケットやカーディガンもプラスされるかもしれません。

 

個人の小さい医院では、ナース服使用の医療事務が多いでしょう。

ちなみにうちの医院では、カーディガンとシューズも支給してもらえました。

 

小さい病院で働く医療事務の制服は、業務内容によって変わるともいえます。

 

個人の医院では、受付窓口対応だけの作業だけではなく、オールマイティな仕事をこなさなければなりません。

 

もちろん、経営者である先生の意向が全てですが、ナース服のように動きやすい服装の方が仕事はしやすいのかなと思います。

 

このように医療事務に興味のあるあなたが、将来どんな医療機関に勤めるかによって、ユニフォームも違ってくるのです。

 

大きい病院ではまずありえませんが、個人の医院ではナース服で仕事をしていて看護師に間違えられる!

これ「医療事務あるある」です(^▽^;)

 

きちんと看護師に対応して頂きましょうね。