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こんにちわぁ~。
管理人の「くぅ」です。
今日も、医療事務の仕事を終えてきました( ̄ー ̄+キラッ
一日の仕事が終了して緊張感がゆるむと、ドッと疲れが押し寄せてきます(笑)
歳をとるとイヤですね~。
体調管理・健康診断の重要性をひしひしと感じています。
早期発見・予防ということです。
40歳以上になると特定健診という検査があるのは、あなたも知っておられますよね?
んん??
お聞きになったことはないですって~(^▽^;)
では、メタボ健診というのはどうでしょうか。
40歳から74歳までのあなたには、生活習慣病の予防の健診ということで、案内があるはずなのです。
では、この特定健診は75歳になるとどうなるのでしょう。
医療事務は、来院された体調の悪い患者さんの他にも、こういった健康診断に来られた方の応対も必要です。
本日の業務時間内にも、75歳以上の人が特定健診を受けに来られました。
特定健診は75歳になっても必要なのか、誰でも検査が可能なのか・・。
常日頃、特定健診に関して、感じていることや思っていることを書いてみます。
特定健診って75歳でも受けられるの?
医療機関に勤めると、身体の不調を訴える患者さんの他に、特定健診やガン検診を希望されることがあります。
これらの検査はどこの病院ででもできるわけではなく、委託によって決められた医療機関だけです。
75歳以上の人でも、受診券という用紙を持って、特定健診の検査をしている病院へ行くと受けられます。
実際、今日もうちでは検査が行われていたし・・(^^)
どんな人が対象?どんなしくみ?
ではでは、この特定健診ってどんな人が対象なのでしょうか。
誰でも検査を受けられるのでしょうか。
特定健診とは「特定健康診査・特定保健指導」のことで、生活習慣病の予防や早期発見のための検査です。
40歳から74歳の人が対象。
日本では、国民皆保険という制度で、原則、誰でも医療保険に加入しなければなりません。
病院を受診するときには、保険証を持って行きますよね?
毎月保険料を納めて、医療保険に入っているのです。
コマーシャルでよく目にする、アフラックのような民間の医療保険ではないです(^^;)
生命保険とかじゃないですからね~。
全ての国民が、何らかの医療保険に入らなくてはならない制度で、公的な医療保険のこと。
この医療保険の組合団体から、特定健診のお知らせがくるのです。
社会保険や国民保険なんていう言葉、お聞きになったことはあるでしょう。
75歳以上の方にも後期高齢者制度というものがあり、そこからきちんと案内はきます。
このあたりの保険のことは、別の記事でも書いていますので、そちらを読んで頂けたらと思います。
まぁ、その保険証についてよく分からなくても、ようは公的医療保険の団体から特定健診の案内がきますから(^▽^;)。
年に1回、4月から来年の3月までの年度内に1度、いつでもOKです。
受診券といわれるものがあるので、必ずそれを持って医療機関へいきます。
朝食を抜いて行ってくださいね。
主に、診察や尿・血液を採取しての検査、あとは保険団体や地域によって、微妙に検査内容が変わってきたりもします。
費用の方は、75歳以上の人は無料です(^^)
組合によっては補助金があり、残りをいくらか負担するということもあります。
もちろんタダという場合も。
金額は、健康医療保険の組合や市町村などの地域によってさまざまです。
特定健診への疑問、考え
ですが、私達スタッフはいつも特定健診について疑問を持っているのです。
75歳以上ともなると、何らかの生活習慣病があるという人も多いと思います。
うちの母も、高血圧と高脂血症の治療楽を服用。
かかりつけのお医者さんで、薬を毎月もらっている人も多いでしょう。
そんな75歳以上の高齢者は、基本、特定健診は必要ないと思うのです。
だって、特定健診のそもそものねらいは、生活習慣病の予防や早期発見なのですから・・。
もうすでに、糖尿病の薬を飲んでいたり、血圧やコレステロール値に関しても、毎月かかりつけ医に診てもらっているわけでしょ。
そんな患者さんが、受診券を持ってきて「これ使えますか?」と窓口で聞かれるのです。
心の中では「あなたは、もうすでに生活習慣病の治療をされているのですよ~」と言ってます(^^;)
でも、75歳以上の高齢者の方は、受診券の入った封筒が届いたら、医療機関に持ってきますよね。
注意書きに、生活習慣病で医療機関にかかられている人は必要ありませんと書かれていても・・。
そんな意味もわからないかもしれないもんね~。
無料で検査が受けられるのなら、そうした方がお得ですし。
特定健診を受けようと考える人って、案外、病院にかかっている人が多いと思います。
普段から体調・健康に意識が高いわけなのです。
これ以上ひどくならないように・・とかね。
病院にあんまりかからない人は、自分は元気・まだまだ若いって思っておられるでしょう。
そんな人が、わざわざ時間を作って、特定健診を受けに来られるは少ないように思います。
それより、常に病院にかかっておられる患者さんの方が、検査に関しては意識が高く、特定健診などの検査に前向き。
いやいや、糖尿病などの生活習慣病の早期発見につとめるなら、特定健診を受ける人の質を見直した方が良いと、よく思っているわけです。
75歳以上の人達だけではなく、40歳から74歳の人でも同じ。
受診券が届いて、特定健診を受けようと思う人は、毎月病院に来られている患者さんだったりするものです。
生活習慣病の予防や早期発見を目的にするなら、病院にかかっておられない人を対象にする方法がないのか考えた方が良いのでは・・と思っています。
今まで検査のひとつもしたことがない、病院へはあまり行ったことがない。
そんな40歳以上の人達こそ、特定健診を受けて欲しいと思います。
まぁ、医療事務のオバサンが偉そうに言えることではないのかもしれませんが・・(^^;)
まとめ
特定健診の受診について、いつも思っていたことを書いてしまいました。
最近、毒を吐くような記事内容が多くなってきたような気もする・・
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
はい!
今回は、後期高齢者ともいわれる75歳以上の方でも、特定健診は受けられるの?という内容で書いてみました。
75歳上の皆さんは後期高齢者医療制度によって医療保険があるはず。
特定健診は、この組合の後期高齢者医療広域連合から受診券が届きます。
受診券が届いたら、特定健診の検査を行っている医療機関へ行ってみてください。
75歳以上だから、特定健診を受ける必要がないというわけではなく、あくまでも生活習慣病を発見する健診だということ。
私がオススメするのは、生活習慣病といわれたことのない人、かかりつけで通っている病院がない人。
無料だということは、どこからか費用が捻出されているわけです。
税金だとしたら、本当に生活習慣病が発見できるような対象の人に検査をするべきでしょう。
常日頃から、高血圧・高脂血症・糖尿病の薬を飲んでいる人が受ける検査ではないと思います。
特定健診は、普段あまり病院へ行かない人こそ受けて欲しいのです。
早期発見して生活習慣病にならないためにも、検査の数値を確認してくださいね。
こちらの記事で、保険証について書いています(^^)